私の心にはいつもビートルズがいます。 ファンの人とは共に楽しみ、ビートルズを知らない人には興味を持ってもらえる、そんなブログを目指しています。 コメント・相互リンクはお気軽にどうぞ!

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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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ジョンの「怒りの手紙」を読む

2016/12/05 15:15|ジョン・レノンTB:0CM:0
12月8日はジョンの誕生日ですね。生きていたら76歳。ポールみたいに現役バリバリで音楽活動をしてる姿は想像できませんけど、何年に1度かはアルバムをリリースしたりはしてたでしょうか。

さて先月、ジョンの「怒りの手紙」がオークションで落札されたというニュースがありました。

怒りの“手紙”330万円で落札 ポール夫妻に「目覚ませ」
「2016.11.23毎日新聞」

 元ビートルズのジョン・レノンが生前、ポール・マッカートニー夫妻に対して怒りをぶちまけた手紙の下書きが21日までに、米東部ボストンで競売にかけられ、約2万9800ドル(約330万円)で落札された。

 手紙は便箋2枚にタイプで打たれ、一部に手書きで推敲(すいこう)した跡がある。署名はなく、1971年頃に書かれた。ビートルズは70年に事実上解散した。

 ポールの当時の妻リンダが、公に発表しないままビートルズから脱退する考えを伝えたジョンを批判し、ジョンがこれに反論した手紙とみられる。

 ジョンは手紙でオノ・ヨーコとの結婚後、2人に対するポールらの対応がひどいなどと非難。「現在の芸術の大半はビートルズのおかげで生まれたと本気で考えているのか。ポール、君がそこまでおかしいとは思わない。目を覚ませ」などと強い口調でつづられている。

 AP通信によると、手紙は米テキサス州のコレクターが落札した。


日本のサイトだとこれだけの記事なんですけど、その手紙、読んでみたいですよね(笑)

そこで海外のサイトを探してみたら、手紙の全文を掲載しているサイトがありました。
Lennon's letter 1 Lennon's letter 2
Read John Lennon’s sweary letter to Paul McCartney as it goes on sale at auction

オリジナルは海外サイトを見ていただくとして、手紙を私なりに翻訳したものをご紹介します(どうしても意味がわからないところが数か所あり、そこは意訳または省略しています)。

どうやらリンダがジョンに手紙を書き、それにジョンが返信したようです。リンダからの手紙の現物はもちろんありませんが、ジョンの手紙からリンダの手紙の内容が推測できます。

リンダからジョンへの手紙には

「ジョンとヨーコの勝手な行動・言動が周囲の人々を傷つけている」
「ビートルズは現在の芸術のほとんどを作った偉大なグループなのに、ジョンはその価値を貶めている」
「ポールの悪口を言うのは辞めてほしい」
「ジョンは金銭的理由で、ビートルズを辞めることを公言せず伏せていた」


などのようなことが、書かれていたようです。

ジョンの手紙は1971年に書かれたとのことですが、この手紙の内容がアルバム「IMAGINE」の中の「How Do You Sleep ?」へと展開したことが、内容から想像できます。リンダからの手紙がなかったら、あの一曲は生まれていなかったのかも知れませんね。

かなり激高して辛辣な口調なんですけど その大半はリンダに向かっています。

ポールに対しては厳しい口調ながらも愛情のある態度で、またビートルズへの愛情も少し感じられて、ファンとして気持ちがほっとするところもあります。

解散後のジョンとポールはお互いに愛憎相半ばする間柄で、決して憎しみだけではなかったのだと再認識できる手紙です。


リンダとポールへ

 あんたからの手紙を読んで、いったいどんなおかしな中年ビートルズ・ファンが書いたんだろうと思ったよ。最後のページを読むまで戸惑ってた。この手紙を書いたのはゲイ(ブライアン・エプスタイン)か? スチュ(スチュアート・サトクリフ)の母親か? クライブ・エプスタイン(ブライアンの弟)の嫁か? アラン・ウイリアムズか(ビートルズ デビュー前の初代マネージャー)? そしたら何てことだ リンダじゃないか!

 みんながあんた達や俺の支配下にあるなんて、あんた本気で思ってるの? 思ってるのか? それって俺たちみんな? それともあんた達だけ? 「やりたい放題してることで他人を傷つけてることを(ジョンとヨーコは)わかってない」なんて書いてあるけど、それならあんた達が俺の友達(のうちの不誠実や奴ら)と一緒になって ヨーコと俺にしてきたことを、あんたはわかってるんだろうな。俺とヨーコが一緒になって以来 それはかなりひどかったし、でも俺たちはあんた達2人を許したんだから、あんた達も俺たちを許せるはずだろ。あんた達は立派な人間なんだから。リンダ、俺の言うことが気に入らないなら、あんたは黙ってろ、そしてポールに返事を書かせるとするぜ。

 MBE勲章ついてどう考えていたのかって尋ねられた時なんかもそうだけど、俺はできるだけ一生懸命に思い出しながら、みんなに話してたんだぜ。そうだろ、ポール。もう そうは思ってないのか? お前がビートルズを褒めたたえても構わないって俺は思ってるんだから、俺がビートルズを褒めたたえても構わないだろ。もっともっと俺に対して誠実になってくれよ。それに、リンダの畜生野郎。お前はビートルズの伝記でも書いてるつもりか!!!

 俺はビートルズのことを恥ずかしくなんて思っちゃいない(俺がすべて始めたことなんだから)。でもビートルズをビッグにするために、俺たちはひどいこともやったもんさ。いつの間にか、俺たちみんな 大事なものを失くしてしまった。

 現在の芸術のほとんどはビートルズから生まれたなんて、あんた(リンダ)、本当にそう考えてるのか? ポール、お前もそう信じてるのか? お前の頭がそこまでおかしいなんて、俺は思っていないぜ。信じるのをやめた時が、お前の目覚めの時だ。俺たちは時代の一部であってすべてじゃないって、いつも言ってたじゃないか。もちろん俺たちは世界を変えたんだけどさ。でもさ、壁にかかってる(ビートルズの)ゴールド・ディスクは外して放り投げちまいなよ。

「5年後には別人みたいになって今のことを振り返ってるに違いないわ」なんてジンおばさん(ポールの叔母)みたいなことを俺に言うのはやめてくれ。今 起こってることを見ろよ! その時(5年後)じゃなくて、今だろ。お前たちはそれを見過ごしてるんだよ。

 俺が言いたいことを言う時、ビートルズの名を借りて話すことがあるのは、みんながビートルズのことを聞きたがるからだよ。なるべくジョンとヨーコとして話そうとしてるけど、みんな ポールと俺について聞いてくるからさ。それが個人的なことを とやかく言うことになってしまうのはわかってるんだけど。信じてくれるかどうかわからないけど、俺は正直に答えようとしてるんだよ。でも奴らにとっては美味しい話題なんだよね。俺はあんたの旦那(ポール)に腹をたてたりはしてないよ。あいつには申し訳ないと思ってる。ビートルズはみんな「とってもいい人達」だし、俺もその1人なんだから。すごくひどい奴らでもあるんだけどね。だから、あんたはいばるのをやめろよ! ところで、この1年の間の俺たちの活動はビートルズの頃よりもすごく知的で面白いだろ。

 最後に、俺がビートルズを辞めることを誰にも言わずにいたことについて。何も言わないほうがいいって、ポールと(アラン・)クレインが俺を説得したんだぜ。「ビートルズを傷つける」から何も言うなって頼まれたんだよ。小出しにしようって。思い出したか? あんたのくだらない思い違いだよ、マッカートニー夫人。もちろん金銭的な事情は大切だ。俺たちみんなにとって。特にあんたのくだらない法律屋の家族が来た後からはね。ポールに神のご加護あれ。2年経ったら会おう。その頃にはお前も(ビートルズから)脱却してるだろう。

どんなことがあっても

あんた達に愛を

俺たち2人から

あんたからあんな手紙が届いたにもかかわらずな!!!


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映画「Let It Be」が公式DVD化されない理由

2016/11/17 11:15|映画TB:0CM:2
映画「Let It Be」では、ビートルズの解散の予兆を描くためにに意図的な編集がされていることは以前にも書きました。

先日あらためて海賊盤のDVDを観なおしてみたんですが、本当に細かく編集されています。

最初の30分だけでも「あ!っ」と思ったシーンが2つあったのでご紹介します。ビートルズ映画の研究家であれば既に知っていることだと思いますが。

そしてそこに、「Let It Be」が公式DVD化されない理由があるのではないかと感じました。

それではまず、「I've Got A Feeling」の演奏シーン。

演奏の始まりのシーンです。
I've gotta 1

ジョージは赤い服を着ています。
I've gotta 2

ですが、次のシーンではジョージの服が青に。おそらく別の日の演奏でしょう。
I've gotta 3

いったん演奏が終了して、ポールがジョンのギターに注文をつけます。
3 4

そして、演奏を再開しますが。
6 7

座ってコメントしていたポールが、再開後にはいきなり立ち上がって歌っています。
8

そしてこの場面ではジョンのコーラスが聴こえているのですが、映像ではジョンは口を閉じたままで歌ってません。
9

立って歌うポールからカメラが左にパーンすると、ジョージの服がまた赤に戻ってます。
10 I've gotta 4

そして演奏の終わり。ジョージの服がまた青になってます。
last

複数回の演奏シーンの断片を繋ぎ合わせて1回の演奏シーンに編集してあるようです。


そして次は、ポールとジョージの有名な口論シーン。

まずポールがジョージのギターが曲に合っていないと言い出します。
talk 1 talk 2

ポールの発言に対して、プレイバックできるテープ・レコーダーがあればいいんだけど・・・とジョージが返答します。
“テープ・レコーダーがあれば・・・”というジョージの言葉を覚えておいてください。
talk 3

もっとシンプルなギターをというポールの要求に、それじゃあコードだけ弾こうかと答えるジョージ。
talk 4 talk 5

自分の注文がジョージのプライドを傷つけたと気づいたポールが弁解します。
talk 6 talk 7 talk 8

そしてあらためてギターの弾き方をジョージに注文すると・・・。
talk 9 talk 10

ジョージが苛立ちを爆発させます。
talk 11 talk 12

そこに「テープ・レコーダーがあればいいのにな」とジョンが割って入ります。
talk 13 talk 14 talk 15

ジョージの「テープ・レコーダがあれば・・・」を受けて、一見するとジョンが仲裁してるようにみえますが、ジョンの発言時にはポールの服が朱色から黄色に変わっています。つまりこのジョンの発言はポールとジョージの口論とは全く関係のないものを、いかにもジョンが仲裁しているのように編集してあるわけです。

冒頭の30分をさっと観ただけでもこれだけの編集が目につくくらいですから、異なるシーンを繋ぎ合わせて監督が思い描くストーリーを作る編集が、おそらく全編にわたってなされているのではないでしょうか。

そしてポールが映画「Let It Be」の公式DVD発売を嫌がっているとしたら、おそらくその編集が理由の1ではないかと私は思います。

「俺はその時、そんなこと言ってないぞ」とか「あいつはあの時、本当はこう言ったんだ」

「いかにも険悪そうに見えるけど、あの時本当はみんなで大笑いして楽しかったんだぞ」

みたいな事実がたくさんあるんじゃないでしょうか。

前後の文脈と関係なしに、その一言や一場面だけを切り取られて恣意的に編集された部分が多数あるとしたら。

そんな ねつ造のような編集が少なくともポールは気に入らないのではないかと、今回 海賊盤DVDを観なおして思いました。

もしそうならポールが健在なうちは、公式DVDの発売は難しいでしょうね。
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「ザ・ビートルズ ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years」感想

2016/10/20 13:40|映画TB:0CM:0
「ザ・ビートルズ ~EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years」
ビートルズ映画

私の住んでる地域での上映は、残すところあと1週間のようです。

9月22日の公開から1ヶ月。こんな映画はビートルズのファンしか観ないだろうから、2週間くらいで終わっちゃうんじゃないかなあと思っていたんですけど、予想外に長く上映されてうれしいです。

もちろん私も鑑賞しましたので、今さらですけど感想を書きたいと思います。

ビートルズの歴史を語りだすと、このエピソードも入れときたい、あのエピソードも入れとかなきゃと、どんどん膨れ上がってしまうものなんですけど、この映画ではビートルズのデビューからツアー中止までをコンパクトに上手にまとめてありました。

タイトル通りツアー活動が中心で、音楽性についてはあまり時間を割いていませんけど、ある程度 割り切りって編集しないとまとまりませんからね。視点が本国イギリスではなくアメリカからだったので、ビートルズをうまい具合に客観視できていたように思います。

またこういう伝記物では、本人以外の関係者のコメントが長くて退屈することがあるんですけど、この映画ではそのあたりも短めにしてあり、テンポよく進みます。

前半はビートルズの快進撃とファンの熱狂ぶりが中心です。

ビートルズのおかげで「自分を好きになっていいんだ」「自分の生きたいように生きていいんだ」と思えるようになって世界が突然輝いたというウーピー・ゴールドバーグさんのコメントには、ビートルズの存在が当時の若者の人生に与えた影響の大きさを再認識させられます。
ウーピー

また当時のアメリカでは人種差別のため白人と有色人種とでは入場エリアが分けられていた会場があったのですが、ビートルズの反対によりその会場での座席の人種指定がなくなり、自分の横に白人がいるという状況に「自分も彼らも同じ人間なんだ」と初めて思えたという黒人女性のコメントは感動的でした。

後半ではビートルズが加熱するビートルマニアに疲れていく様子、そしてジョンの“キリスト発言”からツアー中止までで、やや重くるしい雰囲気になりますが、DVD「アンソロジー」程ではなかったです。

目新しい映像が少ないとか、音源が映像と違うものに差し替えられてる部分があるなど、ネットでは批判のコメントもちらほら見られますけど、ビートルズが好きなら間違いなく楽しめる映画でした。

ツアー中止後の後編はエプスタインの死やインドへの傾倒、そして解散など、今回の映画ほどいきいきと爽やかなものにはならない気がしますけど、それでもやはり楽しみですね。

ところで、リアム・ギャラガーが制作すると言ってたビートルズの解散期の映画はどうなったんでしょうね。
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リアム・ギャラガーの映画については、こちらをどうぞ⇒
『映画にまつわる小ネタを2つ』

リンゴ、間違ってるよー!

2016/09/22 13:00|リンゴ・スターTB:0CM:0
今年10月に3年ぶりの来日公演をおこなうリンゴ。

週刊朝日 9月23日号に日本のファンに向けてのインタビューが掲載されているのですが。。。

週刊朝日 9月23日号
10月下旬にコンサートのため来日予定のビートルズの元メンバー、リンゴ・スター(76)。50年前の武道館ライブの思い出を語り、日本のファンに対し、メッセージを送ってくれた。

*  *  *
──ビートルズが初来日してちょうど50年になることを知っていました?

 武道館公演のこと? そうだね、当時はみな僕たちが日本武道館で公演を行うのを嫌がったんだよね。

──そうなんですか?

 僕たちが日本武道館で公演を行うことを快く思わない人が多かったんだ。武道館はもっと別のことで使用する場所と考えられていたからね。僕たちはクレージーでワイルドなロックンロール・ピープルだと思われていたんだよ。

──でもファンはあなたたちが日本に来ることを楽しみにしていました。

 うん、何回も日本には戻ってきているよ。

──10月下旬にも来日します。3年ぶりの来日公演ですね。

 今回のこと? そうだね、今回はMR.UDOに呼んでもらっているんだ。本当に日本のファンはとても僕たちを応援してくれていて、たくさんのファンがいるんだ。公演も毎回素晴らしいものだよ。

──日本公演に向けて何か新しい試みや特別なことは考えられていますか?

 うーん、そうだね、日本のファンはまだこのバンド・メンバーでは見ていないんじゃないかな? うん、見ていないと思うな。

 前回はすごく寒い冬で、違うバンド・メンバーだったと思う。見所はこのバンド・メンバーということだね。通常はバンド・メンバー構成を変えるんだが、今回のバンド・メンバーは大好きだから、ずっとこのメンバーで続けているんだ。

──日本のファンにメッセージをお願いします。

 ああ、そうだね、もし音楽が好きで楽しみたいなら、ぜひコンサートに来てください。“Peace & Love” “Peace & Love”、10月に会いましょう!


ん?

今年の来日予定メンバー(UDO公式サイトより)
2016リンゴバンド
▪︎ リンゴ・スター(Dr・Vo)
▪︎ スティーヴ・ルカサー(G・Vo)
▪︎ トッド・ラングレン(G・Vo)
▪︎ グレッグ・ローリー(Key・Vo)
▪︎ リチャード・ペイジ(B・Vo)
▪︎ グレッグ・ビソネット(Dr)
▪︎ ウォーレン・ハム(Sax・Per)

2013年来日メンバー
2013リンゴバンド
▪︎ リンゴ・スター(Dr・Vo)
▪︎ スティーヴ・ルカサー(G・Vo)
▪︎ トッド・ラングレン(G・Vo)
▪︎ グレッグ・ローリー(Key・Vo)
▪︎ リチャード・ペイジ(B・Vo)
▪︎ グレッグ・ビソネット(Dr)
▪︎ マーク・リベラ(Sax・Per)

サックス担当がマーク・リベラからウォーレン・ハムに代わっただけで、あとのメンバーは今回も3年前も同じですよー、リンゴ(笑)

覚えてないんですねー。覚えてないうえに日本向けのインタビューを受けるのに、前もって調べてもいません。

リンゴらしいといえばリンゴらしいかな。ポールなら絶対こういうことはない気がします。

ビートルズ時代から「いい人」としてミュージシャン仲間から慕われているリンゴですが、マスコミやファンに対してはときどき不機嫌だったり不遜な態度のときがあるんですよね。特にビートルズ解散後は。

まあ些細なことではありますけど、久しぶりにちょっとがっかりしたニュースでした。
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映画「Let It Be」の青りんご

2016/08/22 17:05|映画TB:0CM:2
2007年にニール・アスピノール(当時 アップル代表取締役)がDVD向けにリマスタリング作業を行っていると発言した後、いっこうにDVD発売のない映画「Let It Be」。

この映画はビートルズの解散へのドキュメントとして認識されており、監督のマイケル・リンゼイ=ホッグは意図的にそういう編集をしたようです。

ビートルズの思い出話にひたるポールの横で、ヨーコが気になるジョンは彼女の方ばかりちらちら見てるシーンなどがそうですね。

でもこの映画が撮影されたのは1969年1月で、そもそもこのセッションは今後のビートルズの活動を模索するための企画であり、この時点でビートルズの解散を誰も公言していなかったはずです。

ジョンがポールに向かって初めて脱退を宣言をしたのは1969年9月20日のことで、それも関係者以外には秘密にされたくらいです。

ですから撮影自体は解散を前提に撮影されたものではなく、編集によって意図的にビートルズの解散を強調した映画だと思っていました。


しかしながら先日 この映画を久しぶりに観なおして(もちろん海賊盤DVDです)あることに気づいて私は驚きました。

「Let It Be」のオープニング。

ピアノを弾くポール。そばにはリンゴがいます。
Let It Be OP 1

このポールのピアノがもの悲しくていいメロディなんですが、それは今は置いておいて。

ポールの前、ピアノの上に何かが置かれています。

別のシーンで。
vlcsnap-2016-10-24-22h46m57s296.jpg

アップにしてみると。
vlcsnap-2016-10-24-22h46m57s296-2.jpg

ピアノの上に置いてあるのは、齧られてボロボロになった青りんご(アップル)なんです。

ご存じのとおりアップルはビートルズの会社の名前で、レコードのレーベルにもなっており、青りんごはビートルズの象徴です。
Beatles white album side A

りんごの丸かじりのような手が汚れる食べ物を、楽器を演奏するポールが手に持っていたとは思えません。

そこに偶然置いてあったものなら、撮影の邪魔になるので除けるでしょう。

ならばこのボロボロのりんごは、意図的に置かれたとしか考えられません。

置くとすれば撮影スタッフ。そこには監督のマイケル・リンゼイ=ホッグの意向があったはずです。

齧られた青りんごをビートルズ解散の象徴として映画の小道具に使う。

そういう意図をもって用意されたものだと思います。


周りの人達からみるとビートルズが解散してしまうのが明らかな状況で、むしろビートルズの本人達が最も解散をまだ具体的に思っていなかったのかも知れません。

メンバーがまだ自覚していなかった本音を映しだしたドキュメント映画。

そう考えると、ポールやリンゴやアップルの関係者が、この映画を公式に発売する気持ちになれないのもわかる気がします。
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