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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
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緊急ニュース ポールが心臓手術

2008/01/02 16:31|ポール・マッカートニーTB:2CM:14
お正月の1月2日、緊急ニュースが入ってきました。
新年早々、気がかりなニュースです。

昨秋に極秘の手術 マッカートニーさん
2008年1月2日 11時48分
 【ロンドン2日共同】2日付の英大衆紙サンは、ビートルズの元メンバー、ポール・マッカートニーさん(65)が昨年秋、冠状動脈を拡張する手術を極秘に受けたと報じた。術後の経過は非常に良好という。
 同紙によると、マッカートニーさんが体調不良を訴え、ロンドンの専門医を受診。検査の結果、この血管形成術を行うことが決まった。
 マッカートニーさんの広報担当者は同紙に「ごく普通の手術」と強調した。
(中日新聞)


これ以外に情報がないんですが、この情報からもう少し詳しく考えてみたいと思います。

このニュースでは病名そのものが伏せられていますが、いわゆる「狭心症」のようですね。
狭心症とは、心臓に血液を送っている血管が狭くなって、心臓への血液の流れが起こる病気です。
心臓は全身に血液を送るポンプの役目をしているのですが、心臓自体にも血液がいかないといけませんので、心臓の筋肉へ血液を送る血管が3本あるんです(途中で枝分かれしてますが)。
この心臓の筋肉へ血液を送る血管が「冠状動脈」です。

心臓

で、この冠状動脈の途中がどこかで狭くなっているのが狭心症です。
ホースが途中で狭くなって、詰まりかけている状態ですね。
ちなみに完全に詰まったのが「心筋梗塞」です。

安静にしている時には無症状なことが多いですが、血液の流れがもともと少なくなっているんで、例えば運動した時など、たくさんの酸素が体に必要になった時に、心臓が酸欠状態になります。
心臓が酸欠状態になると、心臓が痛くなります。
この痛みの発作が「狭心症発作」といわれるもので、一般に「心臓の発作」というのはこの症状のことです。
ポールの場合は歌ったり、楽器の演奏なども発作のきっかけになるでしょうね。

そして治療ですが、心臓の筋肉へ血液を送る冠状動脈が狭くなっているわけですから、この狭くなっている部分を広げる必要があります。
広げる方法には主に2つあり、狭い部分の前後にバイパスとなる血管をつなげて、血液がバイパス血管を流れるようにして心臓の酸欠を解消する方法があります。
「冠状動脈バイパス術(CABG)」といって、つまり心臓手術ですね。

バイパス


胸の真ん中をズバッとメスで切って手術をします。
人気ドラマ「医龍」の手術を思い出してもらえると、イメージがわかると思います。
入院も1ヶ月くらい必要なんじゃないでしょうかね。

そして冠状動脈を広げるもう1つの方法は、冠状動脈の狭くなった部分に小さな風船を当てて、狭いところでその風船を広げることで狭くなった血管を広げる手術です。
「経皮的経皮的冠動脈形成術(PTCA)」とか「経皮的冠動脈インターベンション(PCI)」などといいます。
バルーン

PTCA手技

手術といっても手や足の血管から風船のついた管をスルスルと入れて行うので、メスで胸を切って開けるわけではありません。
ですから入院も数日ですみますし、術後の体への負担もあまりありません。

解説が長くなりましたが、それではポールが受けた治療がCABGかPCIかですが、おそらくPCIではないかと思います。
根拠は前述した入院日数と体への負担です。

ポールは昨年の10月22日パリのオリンピア劇場でコンサートをしてるんですよね。
ポールパリ公演0

心臓の手術がこのコンサートの前だったのか後だったのかはわかりませんが、胸を大きく切るCABGを受けた前後では、体への負担を考えるとコンサートはできないだろうと思います。
この時期にポールがコンサートをできたということは、ポールが受けた治療はおそらく体への負担が少ないPCIではないでしょうか。

どちらにしても狭心症であるのに変わりはないんですが、PCIを受ける人はCABGを受ける人よりも一般には軽症のことが多いので、その点では少しほっとしますね。

それにコンサートを中止しなかったということも、それほど重症ではなかったということなんだと思います。

ちなみにこのオリンピア劇場でのパリ公演。
私もDVDで観たんですが、心臓に持病を抱えているとは想像できない、いつもの元気なポールでした。

ポールパリ公演

とりあえず大事にいたらず、よかったですよね。
でも噂されていた今年の来日公演は、ちょっと難しいかな~(@ @;

病気の解説については素人が調べた範囲ですので、間違いがあったら教えてください。

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wingsfanさんのブログによると、
ポールが公式サイトで「手術に関する報道は誤り」とメッセージしているようです。
本当に手術を受けていないのか、騒ぎが大きくならないように隠しているのかわかりませんが、いずれにしても健康であるなら安心ですね。
→つれづれなるままにWINGSFAN
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コメント
狭心症ですか…
心配ですね。ポールもかなりの高齢なので、病気は避けられないでしょうね。

早く元気になってもらいたいです。
mozart #-|2008/01/02(水) 19:27 [ 編集 ]
ポールも65歳ですからね。
でも、タバコを吸わない、太ってない、ベジタリアン、体動かすの好きそうで、狭心症になりやすいタイプではないんですけどね。
いつまでも健康でいてほしいものです。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/01/02(水) 21:05 [ 編集 ]
知りませんでした。
実はウチのパパ(今84歳)も3年ほど前に狭心症の発作を起こして緊急入院。カテーテルで細くなっている血管を風船で膨らませ九死に一生を得ました。ちなみにその痛みは「2本の割り箸で心臓を突き刺されたような感じがした」そうです。始めの4日くらいはICUにいたけど10日くらいで無事退院しました。
つながっているソーセージのつなぎ目のように細くなっている血管を拡張させてカゴのようなものをおいてくるんですよ。
ポールはもっと若いですから回復も早かったのでしょうね。

>噂されていた今年の来日公演は、ちょっと難しいかな~(@ @;
う~ん、お医者様と相談ですね。血圧が高くなるとまずいですからね。
オンデン1970 #-|2008/01/02(水) 21:21 [ 編集 ]
お父様がお元気になられてなによりですね。
ポールは若いですし、緊急ではなかったようなので、回復も順調なんだと思います。
来日はこれからの体調次第でしょうね~。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/01/03(木) 00:32 [ 編集 ]
こちらに訪問&コメントを寄せて頂きありがとうございました♪
これからもよろしくお願いしますo(^-^)o

ポール手術のニュースは今日の新聞で知りビックリしましたが、大事に至らず本当に良かったです。
相変わらずライヴ活動等で精力的に活動し、元気な姿を見せてくれる彼ですが、やはり今年も来日公演は難しいんでしょうかね・・・今回のこともありますし。
しかし、’02年以来の日本公演には期待しています!!
確か今年辺りは日本に行くと明言していた記憶があるんですが??

とにかく、これからもよろしくです♪ (^-^)
ヒロック #-|2008/01/03(木) 13:37 [ 編集 ]
ご訪問ありがとうございます。

狭心症の治療をしながらもパリ公演をしたり、年末の音楽番組に出演してカイリー・ミノーグとデュエットしたりしているポールですので、経過は順調なんだと思います。
私はGet Back Tourに行ったきり、ポールのコンサートには行ってません。
今年がラスト・チャンスのような気がするんですよね~。

話は全く変わりますが、ZepカバーのGirls Band、もっとねっとり色っぽくやってくれるといいなあと思いました。
Winter Sunは聴いてて顔がほころびますね。

これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/01/03(木) 14:27 [ 編集 ]
東京ヒルトンさん

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

いつもコメントありがとうございます。
小生の会社でもカテーテルを通した手術をした人がいますが、2日間で退院しました。その後は元気ですね。

ポールの場合は、前悪妻からのストレスが大きいように思われます。早くあの女ときれいさっぱり縁が切れて、音楽に集中できる環境になって欲しいと願うばかりです。
湘南のJOHN LENNON #hqx/.x52|2008/01/03(木) 21:20 [ 編集 ]
僕もついさっきこのニュースを知り、心配していたんですが、この文章を読ませていただいて少し安心しました。詳しい解説ありがとうございました。
ポールやリンゴには、身体を大切にしてもらって、いつまでも元気でいて欲しいですね。
shirop #Kqp.go1E|2008/01/04(金) 00:35 [ 編集 ]
明けましておめでとうございます。

前妻のストレス、なるほどそうですね~。
生活習慣では問題ないと思っていたポールですが、そのストレスはかなり心身に負担になっているでしょうね。

トラックバックありがとうございました。
本年もよろしくお願いします(*^_^*)
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/01/04(金) 08:31 [ 編集 ]
経過から、ポールの狭心症は軽症だと思われますので、ひとまず安心ですね。

>ポールやリンゴには、身体を大切にしてもらって、いつまでも元気でいて欲しいですね。

2人はビートルズの残された宝ですから、本当にいつまでも元気でいてほしいです。
いつかは来るんでしょうが、Fab4全員がこの世の中からいなくなるなんて想像できません。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/01/04(金) 08:34 [ 編集 ]
はじめまして!

ブログにトラックバックとコメントをくださって、ありがとうございます。

ポールの件ですが、「ユー・チューブ」でも公開されている、年越しライヴを観る限り、手術は成功し、健康を取り戻しているようですね。再来日して欲しい気持ちは大いにあるのですが、体調と相談しながら、マイペースで活動してもらえれば僕は満足です。また、病状や手術内容などについて、わかりやすく、詳細な説明をしていただき、ありがとうございます。

ビートルズはそれほど詳しいほうでありませんが、どこかから彼らの曲が流れてくると、いつの間にか口ずさんでいること(めちゃくちゃな英語で)があります。気が向いたらまた、遊びに来てください。


ア太郎 #RZpLR87A|2008/01/04(金) 20:28 [ 編集 ]
当ブログにもお越しいただき、ありがとうございます。

私もロックの本格的な原体験はビートルズなのでとても心配な
ニュースです。元気になってまたステージに立つ姿を見てみたい
ものですね。
Cottonwoodhill #-|2008/01/04(金) 21:59 [ 編集 ]
こちらこそ、ご訪問&コメントありがとうございます。

経過が順調そうで、本当によかったです。
年越しライブですが、ポールが女性とデュエットするって、何気に珍しいです。

めちゃくちゃな英語で歌うのは、私もいつものことです(笑)

ア太郎さんのブログにも、またお邪魔させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/01/04(金) 22:44 [ 編集 ]
ご訪問&コメントありがとうございます。
またトラックバックいただき、繰り返しありがとうございます。

>ロックの本格的な原体験はビートルズ

いい言葉ですね~。
実際のところ私もビートルズ以外の音楽も聴いているのですが、ブログはビートルズ一色です。

Cottonwoodhillさんのブログにも、またご訪問させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/01/04(金) 22:52 [ 編集 ]
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I wish you \"A Happy New Year\" 昨秋に極秘の手術 ポール・マッカートニー シワが増えたなあ・・・ 以下、報道から。  中日スポーツ  昨秋に極秘の手術 マッカートニーさん  【ロンドン2日共同】  2日付の英大衆紙サンは、
湘南のJOHN LENNON  Those were the days 2008/01/03(木) 21:21
マッカートニー、心臓の手術を受けていた ポール・マッカートニーが昨秋、心臓の手術を受けていたそうだ。幸いなことに、大手術ではなかったようだ。血液の循環を良くするよう冠動脈血管形成術を受けたらしい。関係者
Cottonwoodhill 別別館 2008/01/04(金) 21:57
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