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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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ポールがビートルズを脱退した日

2018/04/10 16:35|Fab 4TB:0CM:2
1970年の4月10日。

イギリスのタブロイド紙デイリーミラーに「ポール・マッカートニー ビートルズを脱退」の記事が掲載されました。
Dailymirror.jpg

この日をもって、ビートルズ解散の日とするのが一般的なのですが、実際にはビートルズは解散会見はおろか正式な解散発表も行ってはいません。

ポールのソロアルバム「McCartney」のプレスリリースの中に「今後はビートルズとして活動はしない」「ジョンと合作するつもりはない」というポールの意思が書かれていたのです。

まあこれで十分、解散宣言だとは言えますが。


ビートルズの解散を俯瞰する時、私はどうしてもポールの立場から解散を見てしまうので、ジョンもジョージもやる気がなくて勝手なソロ活動ばかりしてる、一緒にやっていくのはもう無理だ、というポールの諦めと失望に共感します。ビートルズが好きなので、ビートルズを続けることに一番尽力したポールに同情的になるわけです。

でもジョンやジョージの立場になってみると、ちょっと見え方が違ってきます。俺の方がポールより先にビートルズを辞めると言ってたのに、ポールが勝手に解散を発表して、あいつがビートルズの解散を決めたことになってしまった。ポールってどこまでも勝手な奴、ということになるでしょう。

ポールから見ればジョンとジョージが勝手な奴、ジョンとジョージから見ればポールが勝手な奴なのです。


ところで思うんですが、あの頃のバンドには「活動休止」という概念はなかったんでしょうかね?

今なら多くのバンドが解散をせずに活動を休止して、何年後かに再活動しています。

ポール自身はプレスリリースの中で「ビートルズとして活動はしない」と言いつつも「解散」という言葉は使ってませんし、後に著作権の問題で法的に正式にビートルズを解散させなければならなくなった時に一番嫌がったのはジョンだったのですから、「活動休止」が許容される状況なら、それもありだったのかもと思います。

しかし1970年前後のビートルズの人間関係と ビートルズという存在の大きさが、活動休止という曖昧な状況のままでいさせなかったのかも知れません。


1995年に始まったビートルズ・アンソロジー・プロジェクトでビートルズとして新曲「FREE AS A BIRD」を発表した時、世間ではそれを「ビートルズ再結成」と呼びましたが、私は「ビートルズ活動再開」がふさわしいかもと思いました。

アンソロジーのドキュメンタリー映像の冒頭のシーンをご存知でしょうか。とある映画のワンシーンが挿入されているのですが、その登場人物がこう叫ぶのです。

「お前がいなくて寂しかったんだぞ! ジョニー!」

別れてしまっての再結成でなく、ずっと心の奥でつながっていた活動再開なのだ。

そう思いたいのです。
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コメント
ジョンの鶴の一声でアップルの実務上の経営責任者になったアラン・クラインが、ビートルズの名声と利権を欲しいままにしてやりたい放題に動き、彼等の得るべきリターンを不正に私物化していた状況を苦々しく見ていたポール。
「これを何とかするには、アランに大き過ぎる権限を与えた根本的な原因になった人物に訴訟を提起して、アランの権限を剥奪させるしかない」と助言を受けた。

しかし、彼を登用し、権限を与えたのは、「ジョン・レノン以下ビートルズのポール以外のメンバー」だったから、アランの横暴を止め、ビートルズのあらゆる財産を今も今後も搾取させない為には、ビートルズの他の3人を被告として訴訟を起こさなければならなかった。

そんな法的手続の流れでの仕方ない事情だったということが後年明かされましたが、いまだに、「ヨーコ・オノ」や「くだらない喧嘩」が原因とするスキャンダラスな説明の方が通りが良いのは虚しい話ですね……
もっとこの話が広まって欲しいです
霧嚴 #-|2019/02/11(月) 07:47 [ 編集 ]
ビートルズの解散ならびにその後の訴訟については要因がたくさんあるので、どこにスポットを当てるかでニュアンスが大きく違ってきますよね。

ポールが起こしたビートルズ解散訴訟は金銭的な問題を解決するためのもので、おっしゃるように恨みつらみのためではなかったと私も思います。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2019/02/12(火) 08:34 [ 編集 ]
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