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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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ビートルズの「Twist And Shout」

2008/05/08 13:21|Fab 4TB:0CM:6
「Twist And Shout」は、初期ビートルズの代表曲の1つです。

「3月22日 今日は何の日?」の記事でも触れましたが、
デビュー・アルバムの最後の曲ということ、ジョンの熱唱、1965年までコンサートでの定番曲だったことなど、この曲とビートルズを結びつける要素はいくつかありますが、楽曲自体は彼らのオリジナルではありません。

作者はバート・ラッセル・バーンズ(Bert Russel Berns)フィル・メドレー(Phil Medley)で、フィル・スペクター(Phil Spector)のプロデュースでトップ・ノーツ(The Top Notes)というグループが1961年にリリースしたのが世に出た最初です。曲が有名になったきっかけは、1962年のアイズレー・ブラザース(The Isley Brothers)によるヒットです。

The Isley Brothers - Twist And Shout


声がすごく高いのでリード・ヴォーカルは女性かと思ったら、男性なんですね。
確かに“Brothers”ですからね(笑)

アマチュア時代のビートルズもこのアイズレー・ブラザースのレコードを聴いて、自分たちの演奏リストに取り入れたんだと思います。
しかしビートルズで感心するのは、カバーする時に自分たちのオリジナルのアレンジを加えているところです。
レコーディングする時にアレンジを加えるのは当たり前なんですが、彼らはレコード・デビューする前、プロデューサーのジョージ・マーティンと出会う前に、自分たちのアレンジを完成させており、そのアレンジが後世にスタンダードなアレンジとして継承されているのです。

ビートルズの音楽性を高めた要素として、ジョージ・マーティンとの出会いは不可欠だったと思いますが、「Twist And Shout」の独自のアレンジは、彼らの持って生まれた才能を感じさせるものだと思います。

あらためてビートルズ・バージョンを聴いてみると、まずイントロのギター・リフが違います。ビートルズのアレンジの方がリズム感と勢いを感じますね。

そして最も秀逸なアレンジは、曲のエンディングです。
アイズレー・ブラザースのバージョンは、ラストの部分は同じフレーズの繰り返しで、一体どういう風に終わるんだろうと思っているうちにフェード・アウトしていきます。
しかしライブで演奏する時はフェード・アウトで終われませんので、曲のエンディングを作らないといけないわけですが、「アー」「アー」とコーラスが重なった後に「ジャン・ジャン・ジャン・ジャ~ン」と勢いよく終わるキレのいいエンディングは、デビュー前のビートルズが考えたオリジナルなんですね。

The Beatles – Twist And Shout


このビートルズのアレンジがスタンダードとなったため、「Twist And Shout」をビートルズのオリジナルだと思っている人もいるようです。

1982年のフー(The Who)のライブでの演奏も、ギター・リフやエンディングはビートルズのアレンジに忠実です。

The Who - Twist and Shout


ビートルズが世に広めた「Twist And Shout」

6歳のこの男の子も、もちろんビートルズ・バージョンです!!
かわいいですよね~。


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コメント
こんにちは。
「Twist And Shout」は、中1で聴いて以来、かなり長い期間ビートルズのオリジナルと信じてました(笑)

数年前、BON JOVIもアンコールで演奏してました。やっぱり、ビートルズ・バージョンでした。
jinkan_mizuho #-|2008/05/08(木) 15:13 [ 編集 ]
コンサートでいつも歌ってたからということもあるんでしょうが、オリジナルだと思われるほど、ビートルズの演奏が素晴らしいんですよね。
コンサートのオープニングやエンディングで歌ってたくらいですから、ビートルズもオリジナルと同じくらい曲への愛着があったんでしょうね。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/05/08(木) 15:43 [ 編集 ]
そして、上手い!ギターも歌もv-221
ボーイソプラノの「Twist And Shout」、ウィーン少年合唱団の子が歌っているみたいでしたね。(ギターは別として。)
エリック・クラプトンの小さいときに心なしか似ているような気さえします。
キッズ用のギターとはいえ高そう・・・(汗)
最後にご褒美のギターをもらったとき、そのギターと比べて彼がまだ本当に小さいことがわかりますね^^

オンデン1970 #/5lgbLzc|2008/05/09(金) 19:36 [ 編集 ]
 こんにちは!いつも楽しみにしています。
 さて、明日5月12日午後8時からBShiで「イマジンピースタワー」についての、オノ・ヨーコさんの出演される番組があるそうです。NHKのホームページにありました。
 明日は夜勤で見られませんが、皆様は如何ですか?
 風邪をひかないでください☆
やすこちゃん #-|2008/05/11(日) 17:01 [ 編集 ]
6歳の子供がギターを弾くのも感心なんですが、そもそも6歳の子供がロックやブルースを好きになるのが珍しいと思うんですよね。
うちの子供なんかビートルズやロックが身近にある家庭環境なのに、全く興味を示しません。
音楽の良さがわかるのに相応の年齢ってあるんだと思いますね(ギターの子のように個人差も稀にあるようですが)。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/05/12(月) 13:27 [ 編集 ]
番組のお知らせありがとうございます。
今でも活動的なオノ・ヨーコさんですが、今年で75歳になったんですね。
最近は若々しいお年寄りが多いですが、ここまで若々しい人も珍しいです。
日本に住んでいたら後期高齢者医療制度です(笑)
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/05/12(月) 13:30 [ 編集 ]
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