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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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「ホワイト・アルバム」番号0000001がオークションに!

2015/12/01 13:23|White AlbumTB:0CM:0
これはなかなかに興味深いニュースです。
0000001 apple

リンゴ・スター、『ホワイト・アルバム』通し番号0000001をオークションに出品

リンゴ・スターが、彼が所有する通し番号0000001の刻印が入ったザ・ビートルズのアルバム『The Beatles』(ホワイト・アルバム)をオークションに出品した。

これはUKのMONO初盤。0000001から0000004まではザ・ビートルズのメンバー4人へ贈られていた。リンゴはこれを35年間以上、ロンドンにある銀行の金庫に保管していたそうだ。

2008年、0000005番がeBayで売りに出されたときは2万8,141ドルで落札されている。今回は4~6万ドル(約490万~740万円)の予想落札価格が提示されているが、0000001でリンゴが所有していたことを考慮すると、さらなる高値をつける可能性がある。

リンゴ&バーバラ・バック夫妻は、<Property From The Collection Of Ringo Starr & Barbara Bach>と題し、ザ・ビートルズのメモラビリアから楽器、衣装、絵画や家具、ジュエリーまで彼らが長年所有してきた品々1,367アイテムをオークションにかける。

Ludwig Oyster Black Perl の3ピース・ドラム・キットや、のちに映画『Help!』となる『Beatles Two』の台本、ジョン・レノンやジョージ・ハリスン、T.レックスのマーク・ボランからもらったギターなど、興味深いアイテムが目白押しだ。

オークションは12月3~5日開催。主催者Julien’s Auctionsは、オンラインでの入札も受け付けている。収益は夫妻が設立したチャリティー団体The Lotus Foundationへ寄付されるそうだ。



今のCD世代のファンは目にしたことがないかも知れませんが、通称「White Album」のLPジャケットにはシリアル番号が印刷されていました。

「これは通し番号で、自分が持っている番号は世界にただ1つだけの番号」と当時は思われていたのですが、後に同じ番号が複数枚存在することがオークションなどで明らかになり、この番号は通し番号ではなかったことが今ではわかっています。

例えばアメリカ盤だけでも「01」が少なくとも12枚あることがわかっているそうですから、イギリス盤や他国盤を加えるともっと数は多いのでしょう。

ですので、ニュースの中の

>通し番号0000001

というのは事実ではありません。

では、この番号の意味するところは何なのか?

という疑問が湧いてくるのですが、どうやら「通し番号に見せかけたジョーク」のようなものだったようです。

あらためて考えると世界中の工場でレコードがプレスされ、ジャケットが印刷されているわけですから、共通の通し番号を付けるのは難しいですよね。今のようにネットで情報を一括して把握できる時代でもないですし。

それなら国ごとに番号を決めるなどしていたかといえば、それもしていなかったようで、本当に適当に付けられた番号のようです。

ですが適当であってもそれが若い番号、「01」や「02」等となるとコレクションとしての価値が出るものですし、そのうえ最初の「01」から「04」はビートルズの4人がそれぞれ1枚ずつ持っていると言われていたのですから、ジャケットの番号に愛着がわくのは尚更です。

2000年に出版された「ビートルズアンソロジー」では、

「ジョンが最初の1番目をもらったはず」とポールが証言し、いっぽうで「1番目は僕がここ(イギリス)に持っている。4番目も持っていて、アメリカの自宅に置いてある」とリンゴが証言していました。

果たして「01」を持っているのはジョンなのかリンゴなのかとなるのですが、今回のニュースで「01」を持っているというリンゴの証言が正しいことが明らかになりました。

もちろん「01」が複数枚あって、そのうちの1枚をジョンももらった可能性もあるので、ポールの証言が間違っているのかはわかりません。

「01」~「04」をビートルズのメンバーが所有していると言われながらも、そのジャケットの現物が明らかにされたことは今までになく、私は個人的には嘘の伝説かも知れないと思っていたのですが、本当だったんですねえ。

まあしかしですね、こんなお遊びを世界規模で仕掛けておいて そのまま数十年放置したままというところに、ビートルズのスケールの大きさみたいなものをあらためて感じました。
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追記:
このアルバムは、なんと79万ドル(約9730万円)で落札されたそうです。
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未発表のフル・バージョン「Revolution」が公開された!

2009/03/02 14:43|White AlbumTB:0CM:12
ビートルズの未発表テイクの「Revolution」がネット上で公開されて、話題になっています。

未発表テイクが聴けるということだけでも話題なんですが、今回話題になっている理由はそれだけでなく、「Revolution 1」と「Revolution 9」の製作過程の謎に大きくかかわるテイクだったからです。

ブログ仲間のJUN LEMONさんのブログにこのテイクを聴けるサイトが紹介されています。
Revolution 1の別テイクの話題

さて製作過程の謎についてですが、ビートルズ初心者の方のために、ひとまずビートルズの楽曲「Revolution」についてのおさらいをしておきます。
「Revolution」の名が付けられたビートルズの楽曲には、「Revolution 1」「Revolution 9」「Revolution」の3つがあります。
前2曲はアルバム「THE BEATLES (通称:WHITE ALBUM)」に収録されており、番号が付いていない「Revolution」は「Revolution 1」のアップ・テンポ・バージョンで、シングル「HEY JUDE」のB面に収録されました。
beatles20sp68939.jpg

そして今回の話題は「Revolution 1」「Revolution 9」の2曲の製作過程についてです。

Revolution 1
)

Revolution 9
)

「Revolution 1」はジョンが作ったスロー・テンポなロックで、「Revolution 9」はお聴きのとおり(ビートルズ・ファンには周知のとおり)、ジョンとヨーコが中心になって様々な声や音をつなぎ合わせたミュージック・コンクレートと呼ばれる前衛作品です。8分を超える、ビートルズの作品の中で最も長い楽曲であり、ビートルズ・ファンが最も聴いていないビートルズ・ソングだと思います。

そして「製作過程の謎」というのは、この2曲がもともとは同じ1曲の前半部分と後半部分であったということなのです。
この曲は1968年5月30日に録音されて、10分17秒に及んだテイク18がベスト・テイクとされたのですが、長すぎるということで前半4分が切り取られて編集の末「Revolution 1」になり、後半6分が編集されて「Revolution 9」になっとといわれていました。

どう聴いても元が同じ曲だとは思えなかったのですが、今回の未発表バージョンを聴くと、なるほどそういうことだったのかと納得がいきます。

今回の未発表テイクの4分過ぎくらいから、ジョンの歌というより叫びのようなものにボーカルが変わっていきますね。
ジョンのソロ・シングル(Plastic Ono Band名義)の「Cold Turkey」のエンディングと似ていて、こちらからサンプリングしてきたのかも、とも思いましたが、「Cold Turkey」にはない声もたくさんあります。
ドラムやベースなどのリズム・トラックがない「Revolution 9」がどのように「Revolution 1」とつながっていたのか想像できなかったんですが、「Revolution 9」ではリズム・トラックはすべて消去されていたんですね。

ところでビートルズの未発表曲が公開される度に、本物か偽物かの議論がファンの間で起こります。
記憶に新しいところでは、「Now And Then」の真贋論争がありました。
徹底検証! YouTubeのビートルズ版「Now And Then」は本物か?!

それでは、今回の「Revolution」の未発表テイクは本物なのでしょうか?
今回の未発表テイクにも「よく作られた偽物だ」の声があるのですが、私は本物の可能性が高いと思います。

ビートルズのレコーディングの記録についてはマーク・ルウィソーン著「ビートルズ・レコーディング・セッション」の信憑性が高いとされていますが、「Revolution」のレコーディングの記載の中から一部を引用します。
これらの記載は今回の未発表テイクで正確に再現されています。

最後の6分はまったくの混沌(これぞ“Revolution”のサウンド、とでも言おうか)――耳障りなインストゥルメンタル・ジャムに大量のフィード・バック。ジョン・レノンは繰り返し「Alright」とどなり、わけのわからないことをわめき、新しいガールフレンドのヨーコ・オノと一緒にマイクに呻き声を入れる。「You become naked(裸になりなさいよ)」等々、尋常ではないことを口にするヨーコ。それに種々雑多なホームメイドのサウンド・エフェクト・テープ。

この日はジョンが床に寝て歌ったもののほかにも、奇妙なヴォーカル・オーバーダブが録音された。テープ・ボックスのひとつに、“パパ・ママのバック・ヴォーカル」と書いてあるのがある。別にパパス&ママスがゲスト参加したわけではなく、10分に及ぶレコーディングの終わり近くでポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンがしつこく繰り返すバック・ヴォーカル(実際、「Mama…Dada…Mama…Dada…Mama…Dada…」と歌ってる)のことだ。しかしLPヴァージョンでは、この部分はカットされている。

「マーク・ルウィソーンの本を読んだ第三者が、その記載どおりに作り上げた偽物テイクだ」
と考えられないこともありませんが、Fab4の生の声を含めてこの記載どおりに音源を集めてくるのは非常に困難だと思います。

そしてこれは状況証拠なんですが、私が今回の未発表テイクが本物だと確信するに至った理由は、こちらのYouTubeにあります。
次の記事の下方の「リンク」から、YouTubeにアクセスしてみてください。
良く出来たニセモノか?ビートルズ未発表テイクがYouTubeに投稿される

「この動画は、EMI Music さんによる著作権侵害の申し立てにより削除されました。」

EMIが著作権侵害をYouTubeに申し立てたことこそ、この未発表テイクが本物であることを証明しているのではないでしょうか。『人気ブログランキング』へ

2014年3月追記
YouTubeから削除されていた未発表バージョンの再度アップがありましたので、貼り付けておきます。
)

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