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Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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「Hey Bulldog」のギターは誰だ?!

2008/09/09 17:09|Yellow SubmarineTB:0CM:12
アルバム「イエロー・サブマリン」用にジョンが作った曲に「Hey Bulldog」があります。
一般に評価が低い曲が提供されている「イエロー・サブマリン」の中で、この「Hey Bulldog」はファンの間で人気の高い曲で、私も大好きです。

印象的なリフとたたみかける様なベースとドラムから始まり、ヘビーなサウンドはハード・ロックのさきがけといえるかも知れません。

The Beatles - Hey Bulldog


ジョンは「歌詞に意味はない」と言っていますが、サビの部分の「You can talk to me」の連呼は頭を直撃しますよね。

Childlike no one understands
Jack knife in your sweaty hands
Some kind of innocence is measured out in years
You don't know what it's like to listen to your fears
You can talk to me, you can talk to me....
If you're lonely, you can talk to me


無邪気な子供っぽさなんて 誰もわかっちゃくれない
汗ばんだお前の手には ナイフが握られてる
でも純情の意味は 何年もたってわかることがあるんだぜ
恐怖心に耳をすますのがどんなもんだか お前は知らないだろう?
オレに話してみろよ
寂しいんだろ 話を聞いてやるぜ

(日本語対訳:GORICOさん)
晴れ、ときどきBeatles

さてこの曲について、先日ちょっとした出来事がありました。
相互リンクさせていただいているレノン&マッカートニーさんのブログで「Hey Bulldog Bass」という記事があり、そこに私がこの曲のリード・ギターはジョージじゃないでしょうかとコメントしたところ、レノン&マッカートニーさんはポールでしょうとおっしゃったのです。
ALL THOSE YEARS AGO ~ 過ぎ去りし日々

う~ん、ビートルズ研究家の東京ヒルトンとしては、考察しないわけにはいきません(笑)

「Hey Bulldog」のレコーディングは1968年2月11日の一日で行われています。

まずピアノ、ドラム、タンバリン、リード・ギター、ベースによるリズム・トラックが10テイク録音され、第10テイクにファズ・ベースとリズムを故意に狂わせたドラム、リード・ギター、そしてジョンとポールのボーカルをオーバー・ダビングして完成しました。

たった一日ですべてを終えてしまうところに、当時のビートルズの活発さを感じますね。
この後に「White Album」のレコーディングをダラダラとするようになるなんて想像できません(笑)

それでは、どうして私がこの曲のリード・ギターをポールではなくジョージだと思うのか。

まず1つは残されている映像からです。

「Hey Bulldog」のレコーディング風景はプロモーション・ビデオ(PV)として残っているわけですが、最初にご紹介した「Hey Bulldog」のPVと、シングル「Lady Madonna」のPVでその様子を見ることができます。

The Beatles - Lady Madonna


「Lady Madonna」のPVには他の日のレコーディングの様子も混ざっているようですが、ポールが白いベストを着ているのが「Hey Bulldog」のレコーディングの日です。

この2つのPVの中ではポールがギターを弾いているシーンはないんですよね。
(ただしジョージが“リード”ギターを弾いているシーンもないんですけど)
まあリード・ギターだけ後から録音しているからかも知れませんが。

そして、ギター・ソロを弾いているのがポールではなくジョージだと思うもう1つの理由。
実はこっちが理由のほとんどなんですが、ギターの音がポールではないと思うんですよ。

ポールはベース・プレーヤーですがギターもとても上手く、アルバム「HELP !」あたりから自分が作った曲ではリード・ギターを弾くこともありましたし、アルバム「REVOLVER」ではジョージが作った曲であるにもかかわらず、「Taxman」でリード・ギターを弾いています。

The Beatles - Taxman

(オリジナル版がなぜかYouTubeから貼り付けられないので、Anthology版です)

さてポールのギターの特徴、とくに間奏のギター・ソロについては「音の伸び」がとてもいいんです。
これはチョーキングという、弦をおさえている指をおさえたまま上げ下げすることでギターの音を“きゅ~~ん”とゆがませるテクニックなんですが、ポールはこれがうまくて音と音のつながりがとても滑らかです。
そして何よりはじける様な「ノリ」のよさがあります。

ここでもう一度、記事トップの「Hey Bulldog」のギター・ソロを聴いてみてください。

「Hey Bulldog」のギター・ソロは音符に忠実な硬い印象で、ポールらしい「音の伸び」や「ノリ」がないように私には思えるんです。
カチッと硬い感じのピッキングなんかは、チェット・アトキンスをお手本にしていたジョージのギターの特徴だと思うんですけどね~。

ビートルズを聴き込んでいるファンの方、実際にギターを弾いてる方、いかがなもんでしょうか?『人気ブログランキング』へ
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