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              私の心にはいつもビートルズがいます。 ファンの人とは共に楽しみ、ビートルズを知らない人には興味を持ってもらえる、そんなブログを目指しています。 コメント・相互リンクはお気軽にどうぞ!

ビートルズ・・・いつも心にビートルズ
http://beatlesinmind.blog101.fc2.com/

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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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「BEATLES FOR SALE」の「Mr.Moonlight」

2008/05/27 17:13|Beatles For SaleTB:0CM:20
Beatles_For_Sale.jpg

いつもブログを読ませていただいているbeatle001さんがご自身のブログで「想い出の『ビートルズ・フォー・セイル』」という記事を書いておられます。後追いファンの私にはわかりませんが、発売当初は「フォー・セール」ではなく「フォー・セイル」だったんでしょうか。
→beatleの「探検隊日記」

ブログの中でも書かれているように、ビートルズにとって4枚目のアルバム「BEATLE FOR SALE」は初期のアイドルからの脱皮の始まりを感じさせる過渡期的なアルバムで、ジョージ・マーティンのアレンジも前作「A HARD DAY’S NIGHT」の一発取りの雰囲気に比べて、かなり凝ったつくりになってきています。

しかし曲については前作のような疾走感あふれるロックが鳴りをひそめ、落ち着いたポップなものが多くなり、音もアコースティックな響きが耳に残るため、「BEATLES FOR SALE」ビートルズのアルバムの中では比較的地味な存在と認識されています。

“疾走感がなくなって落ち着いたアルバム”になったのは、当時のビートルズの状況を考えれば仕方がないというか、必然であったと思います。
イギリスでは1964年12月4日に発売された「BEATLES FOR SALE」は、非常にハードなスケジュールの合間をぬってレコーディングされているのです。

クリスマス商戦に合わせて12月にニュー・アルバムを発売するのは当初からの予定だったんですが、その年の6月5日からビートルズは初めての世界ツアーに出ており、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、イギリスと回ったツアーが終わったのが11月10日でした。
ニュー・アルバム発売前の半年はツアー中心の生活だったわけですね。
1964boston.jpg

そして「BEATLES FOR SALE」のレコーディングが始まったのがアメリカ・ツアー前の8月11日で、8月14日に2回目のレコーディングをした後、8月19日からアメリカ・ツアーが始まっています。

9月20日にアメリカ・ツアーが終了して帰国すると、9月29日に3回目、9月30日に4回目、10月6日に5回目、10月8日に6回目のレコーディングを行い、10月9日からイギリス・ツアーを開始。ツアー中の10月26日に7回目のレコーディングを行い、この日が録音としては最終日になりました。

レコーディングのためにスタジオにこもったり、時には合宿までする近年とは違い、世界ツアーであちこち移動しながらのレコーディングだったのですから大変です。
おまけに40年以上前ですから、飛行機などによる移動も現代よりかなり時間がかかり、疲労の度合いも相当のものだったでしょう。

2年後にビートルズがコンサートをやめて、スタジオ作業だけに専念するようになった気持ちもわからないでもありませんね。

ツアーの合間であったため、曲作りに十分な時間が取れず、前作「A HARD DAY’S NIGHT」が全曲オリジナル曲であったのに対し、「BEATLES FOR SALE」はオリジナル8曲、カバー曲6曲という構成になりました。

しかし完成したアルバムの出来が悪いかというと、私はそうは思いません。B面(今はこういう言い方はしませんが)の印象が薄いのは事実ですが、A面については印象的な曲がそろっており、またジョンの個性が光っています。

「No Reply」の物語性のある歌詞と美しいメロディ、「I’m A Looser」の自己の内面を表現した歌詞、カバー曲「Rock And Roll Music」での軽快なボーカルなど、このアルバムのジョンは疲れ知らずの活躍ぶりをみせており、特にこのアルバムでは声の張りと艶が際立っています。

さて、その中でもジョンのシャウトがひときわ印象的なのが、「Mr. Moonlight」です。オリジナルは1962年のドクター・フィールグッド&ジ・インターンズなんですが、ジョンのボーカルのおかげで、「Twist And Shout」と同じくビートルズのオリジナル曲だと思っている人が多い曲です。

Mr. Moonlight - The Beatles


日本では1966年の武道館公演のドキュメンタリー番組の中でこの曲が効果的に使われたため、日本での認知度も高い曲です。
ビートルズの武道館公演のビデオは以前は公式に発売されていて、その中にこのドキュメントの映像も収録されていたんですが、かなり印象的なシーンでした。
Fab4が乗った黒塗りの車が夜明けの高速道路を走っている姿を後方からカメラが追いかけるんですが、しばらくシーンと無音が続き、そして突然、ジョン「ミスタァ~~アァアァア~ムンラァ~イッ」の絶叫が鳴り響くんですよ。
背中にドーンと雷が落ちたような衝撃でした。

ところでオリジナルはというと、やはりシャウトから始まるんですが、ジョンほど衝撃的ではありません。
オリジナルと聞き比べてもらえれば、ジョンのシャウトの強さを実感してもらえると思いますし、またコーラス・グループとしてのビートルズのハーモニーの美しさに気付かされます。

Mister Moonlight - Dr. feelgood and The Interns


さて、おまけ動画。
アメリカの「アニメ・ザ・ビートルズ」の中でビートルズが「Mr. Moonlight」を歌っているんですが、あれれ? ちょっと違うぞ・・・

Mr. Moonlight - Beatles Cartoon


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ブログ開設0.5周年

2008/05/26 13:44|Fab 4TB:0CM:14
このブログを始めてちょうど半年になりました。
始めた頃は続けられるかどうか自分でも自信がなく、最初の頃はアクセスもほとんどなかったため、「やめるなら今のうちかな」と思いながら続けていました。
続けていれば読んでくれる人もそのうち増えていくだろうと思っていたのもありますが、やはりビートルズのことを書くのが楽しかったから、続けられたんだと思います。

続けた、続けた、といってもたった半年なんで、もっと長く続けておられるブロガーの方を前にして恥ずかしい限りなんですが、最近このブログの読者になっていただいた方のために、この半年の中から「まだ読んでなければ是非どうぞ」とおすすめのエントリーを5つご紹介させていただきます。

ベスト10みたいなのが普通なんでしょうが、半年なので5篇を(笑)

Fab4storm.jpg


「Come Togetherの歌詞を読み解く(前篇)」
「Come Togetherの歌詞を読み解く(後篇)」
2008年1月29日、2月1日のエントリーです。
2つのエントリーなんですが、前後篇ですのでまとめて1つとしてご紹介します。
ビートルズの歌詞には意図がよく理解できない曲がいくつかあるんですが、その最たるものが「Come Together」ではないでしょうか。
おまけに意味深なので気になる(笑)
ジョン・レノン亡き今となっては永遠の謎ですが、もしジョンが生きていれば「こういう意味じゃないですか?」と、こそっと尋ねてみたいものです。

「徹底検証! YouTubeのビートルズ版「Now And Then」は本物か?!」
2008年1月12日のエントリーです。
ポールジョンの未発表音源に手を加えているという噂が以前からあり、2007年にひっそりとYouTubeにこの動画が配信されていたんですよね。
真偽の程はいまだに不明なんですが、解散して40年近く経った今でもこんなミステリーを楽しむことができるなんて、ビートルズ・ファンは幸せだと思いました。

「離婚訴訟からポール・マッカートニーを考える」
2008年2月11日のエントリーです。
ポールへザー・ミルズの離婚訴訟について書いたブログはとてもたくさんあるんですが、ほとんどが莫大な慰謝料ばかりに注目した内容です。
そしてポールに対しても、「若い女に目がくらんだから痛い目にあった」という視点での記事が目立ちました。
また、それまでの経緯をまとめた記事も見当たりませんでした。
そこで離婚訴訟を経時的にまとめて、ポールという人物をもう一度見直してみようと思ったのがこのエントリーです。
ポールのことを「おいしいとこ取り」「計算高い」という人がいますが、やはりポールは紳士だと私はあらためて思いました。

ジョン・レノン 息子として父親として」
2008年4月21日のエントリーです。
ジョンという人物を母親との関係という視点から語ることはよくありますが、父親についての視点はあまりみかけません。
しかし人格形成という点で、父親の存在はとても大きかったと思うのです。
「母親との1対1の関係」から最初に子供が出会う他人・社会は「父親」です。
もう少しそのあたりを掘り下げて書ければよかったんですが、ちょっと物足りない内容に終わってしまったと自己反省しています。

「大晦日・新春特別企画 ビートルズで空耳アワー」
2007年12月31日のエントリーです。
ビートルズの空耳ソングをYouTubeから拾ってきただけのお気楽な内容なんですが、思いのほか好評でした。
ブログって硬軟織り交ぜた内容が求められているんだなあと思ったものです。


この他にもブログ主として思い入れの深いエントリーはいくつかあるんですが、キリがないのでこの5つとします。

こうして振り返ってみると、おすすめのエントリーは今年の1月頃が多いですね。
最近 力を抜いているつもりはないんですが・・・(*^_^*)

皆さんのご訪問とコメントが励みです。
次は1周年を目指して、お付き合いよろしくお願いします。

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どういうつもり? ポール・マッカートニー

2008/05/20 13:55|ポール・マッカートニーTB:0CM:18
ポール・マッカートニーについての最近のニュースをまずは2つご紹介しますが、この2つのニュースについて「どういうつもり?」と思っているのではありません。
この2つのニュースについては、私はポールに好意的です。

マッカートニーさんに批判=日本からハイブリッド車空輸-英
【ロンドン15日時事】環境保護活動に熱心な元ビートルズのポール・マッカートニーさんが、トヨタのハイブリッド車を日本から英国に空輸し、環境への配慮が足りないと批判を浴びている。
 英メディアによると、最上級ハイブリッド車「レクサスLS600h」が日本の製造元からマッカートニーさんに贈呈品として届けられた。しかし、移送に船便でなく航空便が使われたことから、「(二酸化炭素排出によって引き起こされる)環境への影響は、この車で地球を6周するのと同じ」(環境団体CO2バランス代表)などと批判が噴出した。
時事ドットコム

ハイブリッド車の空輸については、まさかポールの車を運送するためだけに特別機が飛んだというわけではないでしょう。ポールの車を運ぶ、運ばないにかかわらず、その飛行機は飛ぶ予定だったんでしょうから、ポールの車を飛行機に乗せようが船に乗せようが、そんなのどっちでも関係ないじゃん、と思うわけです。これはポールに対する不当な悪口だと感じました。

昔、忌野清志郎さんがカバー・アルバムで反核・反原発の歌を歌った時に、「反原発というなら、コンサートでエレキ・ギターや照明を使うな」と批判する人たちがいたんですよね。
今回のポールへの批判もそれと同じで、物事の本質を無視して表面的な部分のあげ足を取る行為だと思います。

ポールがもっともムカつく音楽スター1位
ポールがイギリスの音楽ウェブサイトMusicmagpie.comのオンライン投票で、もっともムカつく音楽スターの1位になった。
同ウェブサイト広報担当者のクレイグ・ドーソンは、「ミュージシャンはちょっとしたことで人々にムカつかれてしまう。ポールは離婚への「聖人ぶった」姿勢や、ピースサインのジェスチャーや、スーツとスニーカーを組み合わせるファッションの趣向で人々にムカつかれてしまった。」
博愛主義者のボノでさえ、そのリストに入ることから逃れられなかった。これはある意味、人気の裏返しであるととることもできる。
ムカつく音楽スターのトップ10は次のとおり。
1位)ポール・マッカートニー 2位)ジェームス・ブラント 3位)リリー・アレン 4位)ロビー・ウィリアムズ 5位)エイミー・ワインハウス 6位)ボノ 7位)クリフ・リチャード 8位)ピート・ドハーティ 9位)ジョス・ストーン 10位)クレイグ・デイビッド

paul 2007 shoes

自分が好きな人を「ムカつく」と言われるのはもちろんいい気持ちがしませんが、記事にあるとおり、これは人気の裏返しと取れますよね。
どうでもいいと思われている人物ならそもそも人から注目もされず、悪口も言われないはずですから。
むしろ私はこのニュースで、ポールのイギリスでの人気の健在ぶりを感じました。

と、ここまでは私もポールに対して好意的なんですが、次の2つのニュースには「えっ?」と思いました。

ポール・マッカートニー、最新アルバムをネット無料配信へ
【ニューヨーク 5月8日 IANS】ポール・マッカートニーは、最新アルバム『追憶の彼方に~ メモリー・オールモスト・フル』のオンライン無料配信を発表した。
 perezhilton.comによると、数か月前に発売された同作だが、これまでの売り上げ枚数はたったの10万枚だという。しかし、無料配信により、200万人の人々の耳に届く可能性があるという。
 情報筋は「苦労して作り上げたアルバムでしたが、売り上げが不本意であったため、代わりの流通方法を探した結果です。これ以上によい手だては考えられないと思います」と語っている。
Web-Tab

ポールのアルバムが『メイル・オン・サンデイ』紙の付録に
ポール・マッカートニーのアルバム『追憶の彼方に~メモリー・オールモスト・フル』のCDが、5月18日付のイギリスの日曜紙『メイル・オン・サンデイ』の付録として、新聞購入者に無料配布されました。
『メモリー・オールモスト・フル』のイギリス国内での売り上げは約10万枚。一方、『メイル・オン・サンデイ』の発行部数は2008年3月現在で220万部を超えています。
Mail Online
Memory Almost Full


皆さんはどう思われましたか?
無料で配布するというのは多くの人に聴いてもらうためには確かに有効な手段でしょうが、これまでにお金を出してアルバムを買ったファンの気持ちをどう考えているのでしょうか。
昔のアルバム、例えば70年代のウイングスの頃のアルバムを新しいファンに聴いてほしいから無料で配信する、とかなら理解できますよ。
でも「Memory Almost Full」は最新アルバムで、今のところ最も旬なポールなんです。

ポールの音楽が聴きたい、ポールにこれからも音楽活動を続けてほしい。
そんな気持ちでアルバムを買ったファンにとって、そのアルバムはやはり思い入れのある大切なものです。ファンにとってはそのアーティストとの心の交流なのです。
それをファンでもない人に対して無料で配信したり、ましてや新聞の付録にして配るなんて、どういうつもりなんでしょうか?
「私の作った音楽は、お金を出して聴くほどの価値はないんですよ」
アーティスト自らがそう宣言しているのと同じです。
自分が大事に思っていたものを、アーティスト自身からそんな価値がないものだと告げられたファンの傷ついた気持ちは、どこで癒せばいいのでしょうか。

Paul.jpg

今回のポールの行動は、ポール自らがこれまでのファンとの心の交流を切り捨てた行為だと私には感じます。
新しいファンの獲得のために、昔からのファンをないがしろにする行為だと思います。

新しいアルバムの制作中で、この先ワールド・ツアーを計画していると噂されているポールですから、できるだけ多くの人に自分の音楽を聴いてもらいたい、自分の存在をアピールしておきたいという気持ちがあるのでしょう。
でも、もっと違ったやり方があるんじゃないでしょうか。

例えばアルバムを期間限定で廉価盤として発売し、その売り上げをミャンマーのサイクロン被害や中国四川省の地震被害の支援に充てるなんてどうでしょうか。
中国のチベット問題についてビヨーク以外のアーティストが声明を出さないのは、音楽市場としての中国を意識してのことなんでしょうか。
アイルランド問題についてはプロテスト・ソングを作って抗議したじゃないですか、ポール(まあ母国か外国かで興味が全く違うのかも知れませんが)。

アイルランドに平和を

サー・ポール・マッカートニーとしてやるべきことは、売り上げがふるわなかったアルバムを無料で配ることではないはずです。

でも変わらず応援してますよ、ポール(*^_^*)

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ビートルズがあなたの部屋でコンサート!!

2008/05/16 16:55|Fab 4TB:1CM:10
リトル・ジャマー・プロLITTLE JAMMER PRO.ってご存知ですか。
おもちゃメーカーのバンダイが販売している商品なんですが、ジャズの演奏に合わせて人形が動くんです。
オーディオ部分はKENWOODが担当しており、音も本格的です。
LITTLE JAMMER PRO. tuned by KENWOOD
リトルジャマープロ


これがなかなかよく出来てるんですよ。
それぞれのプレーヤーが演奏のパートに合わせて動きます。
まずは実際の演奏を見てください。

Little Jammer Pro


いわゆる大人のインテリア・ホビーですね。
本体は52500円と結構な値段で、演奏を聴くには収録されている専用カートリッジをさらに別売りで買わなければいけないんですが、これが好評のようで、次に女性ボーカリストのオプションが販売されました。

Little Jammer PRO Vocalist - miniature live band


単に楽器を演奏しているだけでなく、ボーカルが加わるといっそういいですよね~。
そしてボーカリスト・バージョンが好評で、次のゲスト・ボーカリストとして“美空ひばり”が登場したのです。
美空ソロ

美空ひばり - Little Jammer Pro


人形じゃないかと言ってしまえばそれまでですが、美空ひばりが自分の部屋でしゃべって歌うんですよ。
ファンにはきっとたまらないと思います。

はい、ここまで話を引っぱれば、もう皆さんお分かりですね。
私が言いたいことは、ただ一つ。

ビートルズLITTLE JAMMER PRO.も作って!!!

ビートルズの日本での人気とファンの年齢層から考えると、ビートルズ版が出てもおかしくないと思いますけどね。
バンダイさん、是非ご検討ください!!

そこで「もし、ビートルズLITTLE JAMMER PRO.があったらこんな感じ」という動画をご紹介します。
これを見たら、きっと皆さん欲しくなりますよ~!!


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ビートルズ再結成でワクワクしたかった

2008/05/12 21:11|Fab 4TB:0CM:8
ブログの第1回目でも書いたのですが、私がビートルズのファンになった時、ジョン・レノンはすでに亡くなっていました。

ジョンが亡くなる前からのファンじゃなくてよかったことがあるとすれば、ジョンが亡くなった時のショックを体験しないで済んだことでしょうか。
一方、Fab4とのリアルな思い出がそれだけ少ないわけですから、ジョンが亡くなる前を経験していないマイナス部分はとても大きいです。
その中でも、ジョンが亡くなる前からのファンの人がうらやましく思えることの1つに、ビートルズ再結成へのワクワク感」があります。

ビートルズ再結成の是非について語り出すと皆さん止まらなくなると思いますので、ここで語るつもりはないんですが、ビートルズ再結成の可能性を心のすみで万に一つでも感じられたか、実現の可能性0%が現実だったのかは、やっぱり生きている上でのワクワク感が違ったと思うんですよね。

例えば今年ポールの来日公演が実現するかも知れない。リンゴの来日公演が実現するかも知れない。
そして、もしかしたら、もしかしたら、お互いのコンサートにサプライズ・ゲストで出演したりしてー\(´▽`)/
と想像するとワクワクするでしょう?
どちらかが「来日公演は絶対しません」なんて宣言してたら可能性は0%なんですが、「もしかしたら万が一」と「0%」では、ワクワク感がやはりぜんぜん違うと思うんですね。

再結成の是非はともかく、解散後のFab4が一緒に演奏するのを見たい! 聴きたい! と思うのは、ファンとしては自然な気持ちだと思います。

で、今日はそんなファンの気持ちを楽しませてくれる動画です。
アンソロジー・プロジェクトでジョンの未発表音源にポールジョージリンゴの3人が音入れをしてビートルズの新曲として発表しましたが、その新曲を再結成ライブ映像で見せてくれます。
ボーカルはもちろん、コーラスやギター・ソロなど、映像のタイミングがとてもGood Job !
観客の声まで入っていて、本当に楽しめます。
夢の中でもこんなコンサートが見れたらいいなあ!!

The Dream is not over yet...

The Beatles - Free as a bird (LIVE - 1994)


The Beatles - Real Love (LIVE - 1994)


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ビートルズの「Twist And Shout」

2008/05/08 13:21|Fab 4TB:0CM:6
「Twist And Shout」は、初期ビートルズの代表曲の1つです。

「3月22日 今日は何の日?」の記事でも触れましたが、
デビュー・アルバムの最後の曲ということ、ジョンの熱唱、1965年までコンサートでの定番曲だったことなど、この曲とビートルズを結びつける要素はいくつかありますが、楽曲自体は彼らのオリジナルではありません。

作者はバート・ラッセル・バーンズ(Bert Russel Berns)フィル・メドレー(Phil Medley)で、フィル・スペクター(Phil Spector)のプロデュースでトップ・ノーツ(The Top Notes)というグループが1961年にリリースしたのが世に出た最初です。曲が有名になったきっかけは、1962年のアイズレー・ブラザース(The Isley Brothers)によるヒットです。

The Isley Brothers - Twist And Shout


声がすごく高いのでリード・ヴォーカルは女性かと思ったら、男性なんですね。
確かに“Brothers”ですからね(笑)

アマチュア時代のビートルズもこのアイズレー・ブラザースのレコードを聴いて、自分たちの演奏リストに取り入れたんだと思います。
しかしビートルズで感心するのは、カバーする時に自分たちのオリジナルのアレンジを加えているところです。
レコーディングする時にアレンジを加えるのは当たり前なんですが、彼らはレコード・デビューする前、プロデューサーのジョージ・マーティンと出会う前に、自分たちのアレンジを完成させており、そのアレンジが後世にスタンダードなアレンジとして継承されているのです。

ビートルズの音楽性を高めた要素として、ジョージ・マーティンとの出会いは不可欠だったと思いますが、「Twist And Shout」の独自のアレンジは、彼らの持って生まれた才能を感じさせるものだと思います。

あらためてビートルズ・バージョンを聴いてみると、まずイントロのギター・リフが違います。ビートルズのアレンジの方がリズム感と勢いを感じますね。

そして最も秀逸なアレンジは、曲のエンディングです。
アイズレー・ブラザースのバージョンは、ラストの部分は同じフレーズの繰り返しで、一体どういう風に終わるんだろうと思っているうちにフェード・アウトしていきます。
しかしライブで演奏する時はフェード・アウトで終われませんので、曲のエンディングを作らないといけないわけですが、「アー」「アー」とコーラスが重なった後に「ジャン・ジャン・ジャン・ジャ~ン」と勢いよく終わるキレのいいエンディングは、デビュー前のビートルズが考えたオリジナルなんですね。

The Beatles – Twist And Shout


このビートルズのアレンジがスタンダードとなったため、「Twist And Shout」をビートルズのオリジナルだと思っている人もいるようです。

1982年のフー(The Who)のライブでの演奏も、ギター・リフやエンディングはビートルズのアレンジに忠実です。

The Who - Twist and Shout


ビートルズが世に広めた「Twist And Shout」

6歳のこの男の子も、もちろんビートルズ・バージョンです!!
かわいいですよね~。


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4人はアイドル ヤア!ヤア!ヤア!

2008/05/03 05:38|ジョージ・ハリスンTB:0CM:12
最近は使われないこともあるんですが、「A Hard Day’s Night」の邦題はビートルズがやってくるヤア!ヤア!ヤア!」であり、「HELP !」の邦題は「四人はアイドル」です。

この「ヤア!ヤア!ヤア!」とか「四人はアイドル」とかのネーミングを恥ずかしく思っているのは、私だけではないと思います。
曲のタイトルがビートルズがやってくるヤア!ヤア!ヤア!」って、どんな歌やねん!
とつっこみたくなりますが、曲だけでなく映画もアルバムもその名前だったんですよね。

昔のこととはいえ、なんでこんな邦題をつけたんだろうとそのセンスをずっと疑っていたある日、私はこんな動画を見つけました。

ジョージ「Smothers Brothers Comedy Hour」というTV番組にゲスト出演した時の様子です。

George Harrison In Smothers Brothers Comedy Hour


私は英会話が苦手ですので何を話しているのかわからないんですが、1968年11月の放送とのことで、「Hey Jude」「Revolution」の曲名が聞きとれます。

「Hey Jude」をリリースした頃といえば、すでに2年前にコンサートを止めてスタジオ・ミュージシャンとなり、ロックの革命的アルバム「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」を発表した後です。
ロック史上に燦然と輝く偉大なロック・バンドとなっているビートルズです。

それがどうです。
この初々しい笑顔!
この恥ずかしそうなVサイン!
このフリフリのブラウス!

デビュー当時の郷ひろみとか、
郷ひろみ

西城秀樹なんかを思い出してしまいました(笑)
西城秀樹

この時、ジョージ25歳。
いや~、ジョージって、この時期でもアイドルだったんですね。

このジョージを見て、私はハッとしました。
私なんかはビートルズ解散後、ビートルズの評価が定まった後世になってビートルズを振り返っているので、ビートルズをアイドルとして扱うことに意識が薄いわけですが、リアル・タイムにビートルズを好きだった人にとっては、1968年であってもビートルズはやっぱりキャーキャー言っちゃうアイドルだったんだということに気付いたのです。

1968年でもキャーキャー言っちゃうんですから、1964年とか1965年なんかは、もうアイドル真っ直中で当然なわけです。
「ビートルズがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!」なんて、映像・通信が発達した現代と違って、ビートルズの動いている姿をめったに見ることができなかった当時の人たちの、ワクワクした気持ちがよくあらわれたネーミングではないですか。

今まで恥ずかしいと思っていた邦題でしたが、当時の人の気持ちになって考えると、なかなか気のきいた邦題だと感じるようになりました(でも今となっては恥ずかしいのは同じですが(笑))

ちなみに1968年当時のFab4
1968beatles.jpg

あれ?
アイドルちっくなのは、もはやジョージだけ?

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