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              私の心にはいつもビートルズがいます。 ファンの人とは共に楽しみ、ビートルズを知らない人には興味を持ってもらえる、そんなブログを目指しています。 コメント・相互リンクはお気軽にどうぞ!

ビートルズ・・・いつも心にビートルズ
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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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Paperback Writerのナース達

2015/04/27 16:46|ポール・マッカートニーTB:0CM:8
2年ぶりに実現したポールの日本公演。

公演の内容は2年前とほとんど同じでしたが、それでもファンを満足させるのはさすが、ポールのキャリア・実力のなせる業ですね。

さてステージのセットも2年前とほとんど同じで、「All Together Now」のリトル・モンスターや「Helter Skelter」のチカチカする四角の行列などが記憶に残ってますが、その中でも強い印象を与えたのが「Paperback Writer」の背景で映し出されていたナースのイラストじゃないでしょうか。

ちょっとレトロなイラストで、始めはまあちょっと艶っぽい感じなんですが、だんだん色調が暗くなっていき、そのうち口元が血まみれだったりと、どんどんホラー調になっていきます。

ついつい目を奪われ、「Paperback Writer」の演奏中、ポールではなく背景のイラストばかり見てたという方もいらっしゃると思います(←私です・笑)



いったいあのイラストは誰のなんという作品なのか?

ネットでわかる範囲ですが、調べてみました。

あのイラストの作者は、リチャード・プリンス(Richard Prince)というアメリカ合衆国の画家・写真家だそうです。
Richard Prince

1949年生まれだそうですからポールより6歳年下ですけど、結構ベテランの芸術家ですね。

もともと詳細を存じませんので、画集の紹介文をそのまま引用させてもらいます。
⇒「リチャード・プリンス【Collected Writings】」

リチャード・プリンス(Richard Prince, 1949 - )アメリが合衆国の画家、写真家です。1975年より、マルボロ・マンが馬に乗って荒野を走る、マールボロのタバコの広告写真をもとに作られた『無題(カウボーイ)』など、広告やポップ・カルチャーの象徴的なイメージを元に制作(re-photograph)した写真作品で、一躍ポスト・モダニズムを代表するアーティストとなります。

プリンス他にも、映画のワンシーンを自ら演じた写真作品で知られるシンディ・シャーマンなど、広告やメディアによって広く流通しているイメージを作品に流用する動向は『シュミレーショニズム』と呼ばれ、高度な消費社会を批評的に捉えた作風が評価される一方、アートにおける作品のオリジナリティーについての議論を呼びます。

その後も、85年より制作が始められた、キャンバスに文字で一行または、数行に渡るジョークを書いた『Joke paintings』シリーズや、ロマンス小説のカバーをインクジェットプリンタでキャンバスにプリントした上から絵具を塗るという過程で、エロティックなナースを描いた2003年発表の『Nurse Paintings』シリーズを制作しています。

1980年のニューヨークでの初個展以来、1988年と2007年にヴェネツィア・ビエンナーレ、1992年のドクメンタ9、2007年ニューヨークのグッゲンハイムなど各地で展覧会を開催しています。


という方でして、

>ロマンス小説のカバーをインクジェットプリンタでキャンバスにプリントした上から絵具を塗るという過程で、エロティックなナースを描いた2003年発表の『Nurse Paintings』シリーズ

このシリーズのイラストがポールのステージで使われているんですね。

princenurse1 princenurse2 
princenurse3 princenurse4

ペーパーバックの表紙の上に絵を描くという、その創作過程がわかる画像がありましたので、そちらも紹介しておきます。

nursepainting 1 nursepaonting 2

こんな感じでペーパーバックの表紙の上に絵具を塗り重ねて、別の絵に仕上げていくんですね。

創作過程がわかったところで、リチャード・プリンスの創作意図や、ポール(あるいはスタッフ)の採用意図は全くわかりませんけど(笑)、“ペーパーバック”つながりだということだけはわかりました。

リチャード・プリンスとポールの接点も調べた限りでは特にヒットしませんでしたが、ロックとの接点としては、ソニック・ユース(Sonic Youth)というパンク・バンドの「ソニック・ナース(Sonic Nurse)」というアルバムのジャケットに、このNurse Paintingsシリーズが使われているそうです。
Nonic Nurse

ポールのライブでも好評だったら、Nurse PaintingsのTシャツなどがツアーグッズとして販売されるかも知れませんよ。


ところで、このリチャード・プリンスのNurse Paintingsシリーズの絵、購入しようと思ったらいくらだと思います?

クリスティーズのオークションに出品されているんですが、その値段を見て私は驚きました。
⇒「CHRISTIE'S The Art People」
Nurse of Greenmeadow

$ 8,565,000!

ま、まじですか!

日本円で 10億2800万円ですよ!(@_@;)

実はポールがこの絵のシリーズをコレクションしてたりして(笑)
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2015年ポール京セラドーム!

2015/04/23 10:15|ポール・マッカートニーTB:1CM:8
2015年4月21日。

大阪の京セラドームで行われてたポールのライブに行ってきました。

最寄駅から会場へと向かう人達は40代~50代がメインだったでしょうか。服装も普段着で、ライブ会場特有のお祭り感がなかったのは2年前と同じです。

ドーム内に入ると、2年前の公演の時はドームの中の通路には「OUT THERE TOUR」のポスターがたくさん貼ってあり、モニターには「Save Us」がBGMのツアー・トレイラーが繰り返し流れていて、通路にいるだけでいやがうえにもライブへの気分が盛り上がったんですが、今回はポスターもなく、モニターには「ジャンピング禁止」の注意が掲示されてるだけでした。

会場に入って席に着くと、2年前と同じ巨大モニターとステージ。

2年前の感動を思い出しつつ、またポールのステージを観ることができる幸せを感じました。

しかしながら、2年前との私の心境の違いもあったと思うんですが、今回は会場全体がのんびりとしたムードに感じました。

2年前の公演の時はみんな神妙な態度というか、何か神聖な体験をしに来たような雰囲気があったんですけども。

やはり11年ぶりの来日かつポールを観れるのはこれが最後かもしれないという緊張感のようなものが、2年前の公演の時にはみんな強かったと思うんですよね。その点、今回は純粋にライブを楽しみに来ているという感じでした。

6時30分の開演予定が過ぎてもライブは始まらず、7時10分に会場内の照明が消えてステージのみが明るく照らされ、いよいよポールが登場してきました。

みんな総立ちに!

と思ったら、私の周りの人達は誰も立ち上がりません。

前回も今回もステージからの距離は同じくらいのスタンド席で、前回は照明が消えたら歓声をあげてみんな立ち上がって拍手したんですけど、今回はそういう盛り上がりとはちょっと違いました。

前回の方が、みんなポールを切望していた感じでしたね。

ステージのポールは白いシャツに濃いグレーのジャケットで、オープニングは「Magical Mystery Tour」

Magical Mystery Tour

「Out There Tour」では何度も演奏してますが、前回の日本公演では演奏しなかった曲です。

2曲目の「Save Us」は前回と同じでしたが、3曲目は「Can't Buuy Me Love」、4曲目は「Jet」と、前回の公演とは違う曲順でステージが進みます。

さすがポール、2年前とセットリストを大幅に変更してるじゃないか!

と感激したのはここままで、この後のセットリストは2年前とほとんど同じでした。

On Piano

前回と違ってたのは、その他2曲くらいですね。新曲の「Hope For The Future」を「セカイ、ハツコイカイ!」(ポールM.C.)してくれたんですが、ライブ向きの曲でないせいか聴衆受けはあんまりよくなかったですね。

Blackbird

49年ぶりの武道館に向けて、1966年のビートルズ武道館公演でやった曲を何か演奏するかと思ってたんですけど、それはなかったです。

「Hey Jude」でみんなで合唱して、「The End」で締めくくり、セットリストだけでなくポールのM.C.の内容やタイミングもほとんど2年前と同じで、完成されたステージ構成でした。

いい意味で「古典芸能」だと感じましたね。

The End

数年の間に生のポールを2回も観れるなんて、私がビートルズのファンになった1980年半ばには想像もできないことです。

次があるのか、それは誰にもわかりませんけれど、この喜びを感じられるだけで、ビートルズのファンでよかったとしみじみ思います。

そして現役でツアーを続けているポールにあらためて感謝を。


追伸:ライブが始まる前にアレンジされたポールの曲やビートルズの曲が延々と流れていたんですが、その時に流れたビートルズの「Money」と「Twist And Shout」。

ドーム内に鳴り響くジョンの野太い声が耳に突き刺さり、とっても恰好よかったんですよ。

ジョンの歌声を生で聴いてみたかったですね、本当に。
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ポール無事来日! 明日の一曲目は?

2015/04/20 13:22|ポール・マッカートニーTB:0CM:4
4月20日早朝、ポールが関西国際空港に到着しました。

ポール2015関空3

ポール2015関空2

ポール2015関空1

ポール・マッカートニー「オッス!」約束守り再来日…昨年中止の“リベンジ”公演開催へ
デイリースポーツ 4月20日(月)8時9分配信

 元ザ・ビートルズのメンバーで、英国ロック歌手のポール・マッカートニー(72)が20日朝、日本ツアー5公演を開催するため、チャーター機で関西空港に来日した。昨年、来日直後に体調不良を訴え全4公演を中止して離日したポール。「また日本に行く」と公言した約束を果たすため、日本に舞い戻ってきた。

 到着ロビーには早朝にも関わらず約500人のファンが出迎え、ポールは「オッス」「コンニチハ」「オハヨウ」など、日本語でにこやかに声援に応えた。またファンの差し出すパネルやウクレレなどにも、上機嫌でサインに応じていた。

 4月18日に米国クリーブランドで行われた「ロックの殿堂授与式」にリンゴ・スターの紹介者として出席し、その後、現地からチャーター機で日本に到着した。

 ポールは自身6度目の日本公演のため昨年5月に来日したが、到着直後にウイルス性炎症による体調不良を訴えた。公演日程を延期するなどして開催決行を目指したが、医師から絶対安静を命じられ、5月18日の国立競技場公演は開演1時間15分前に中止が発表されるなどし、結局、全4公演が中止となった。

 ポールはフェイスブックでファンに謝罪し「また近いうちに皆さんに会えることを信じている」と綴って日本を離れ、昨年末には「来年また日本に行くよ」と公言していた。

 今回の日本ツアー「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」は5公演で20万人を動員予定。大阪・京セラドーム公演(21日)を皮切りに、東京ドーム3公演(23、25、27日)を行い、28日には昨年中止の“リベンジ”となる日本武道館公演で、66年・ビートルズ来日時以来となる49年ぶりの武道館ステージに立つ。

 今回の日本ツアー決定時には「再び日本に戻って皆と一緒にロックンロールの夜を過ごせるのが本当に楽しみ。昨年は公演を行うことができなくて非常に残念だった。素敵なメッセージを送ってくれたファンの皆には改めてお礼を言いたい」とコメントしていた。

 半世紀ぶりの日本武道館公演に向けては「武道館に戻ることができて最高にうれしい。当時は様々な議論がわき起こっていたけど、今は多くのアーティストがここで公演を行っていると知った。僕にとってはいつまでも大切な思い出の場所なんだ」と話している。


体調良さそうで安心です~と言いたいところなんですが、昨年の来日時も空港では元気そうでしたからね(笑)

左手に持ってるのはベースのケースでしょうか?

飛行機の中で弾くとは思わないし、運ぶ時は普通はスタッフに預けるでしょうから、パフォーマンスの小道具的な感覚かもですね。


さて明日は大阪公演ですが、セットリストはどうなるでしょうか。

前回の来日公演とほとんど変わらないだろうとの声が多く、そもそもツアー・タイトルでの再来日なので、その可能性は高いと思います。

ただし今回の日本公演では最終日に武道館公演が予定されており、そこでは特別な曲(1966年ビートルズ武道館公演での演奏曲)を披露するでしょうから、そのリハーサルを兼ねて京セラドームと東京ドームでも何曲か演奏してくれるんじゃないかと期待してます。

さすがにオープニングで「ロックンロール・ミュージック」とかはないでしょうけどね。

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