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              私の心にはいつもビートルズがいます。 ファンの人とは共に楽しみ、ビートルズを知らない人には興味を持ってもらえる、そんなブログを目指しています。 コメント・相互リンクはお気軽にどうぞ!

ビートルズ・・・いつも心にビートルズ
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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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『ビートルズ ラブ・ユー・メイク』と解散の理由

2023/09/04 22:38|書籍TB:0CM:0
とても久しぶりの更新です。

前回の記事から一年半も空いてしまいました(汗)

ビートルズに興味がなくなったり、私の環境に大きな変化があったりしたわけではないのですが、これだけ長い間ブログが滞ったのにはX(旧Twitter)の影響があります。

X(旧Twitter)は情報の更新、拡散が速いんですよね。なので「この話題についてブログを書こうかなあ」と考えているうちに、話題の旬がどんどん過ぎてしまってタイミングを逃してしまうのです。

と言い訳をしつつ、やっと新しい記事を書くことができました。

きっかけはピーター・ブラウン、スティーヴン・ゲインズ著『ビートルズ ラブ・ユー・メイク』を読んだことです。

表紙

この本を読もうと思ったきっかけはX(旧Twitter)のフォロワーさんのツイートでして、ここにもX(旧Twitter)の影響がありますね(笑)

フォロワーさんのツイートで初めてピーター・ブラウンの姿を目にして、彼のダンディな男ぶりに感心したのです。 

写真左のスーツの男性がピーター・ブラウンです。
ピーターブラウン0

Finally made the plane into Paris

Honeymooning down by the Seine

Peter Brown call to say

You can make it O.K.

You can get married in Gibraltar near Spain!

(飛行機はついにパリに到着した

セーヌ川沿いでの新婚旅行

ピータ・ブラウンが電話をよこしてこう言うんだ

大丈夫ですよ

スペインに近いジブラルタルで結婚式ができます!)


と、『ジョンとヨーコのバラード』の歌詞にも出てくるピーター・ブラウンです。

一体どんな人だったのか。詳しく知りたくなってネットで検索していると、リヴァプールの博物館『ビートルズ・ストーリー』の公式サイトでこんな記事を見つけました。

Alongside Steven Gaines, Pete co-wrote the book The Love You Make: An Insider's Story of the Beatles which didn’t sit well will the McCartneys at all… they refused to read it and burned it. The relationship was then severed.

(ピートはスティーヴン・ゲインズと共同で『THe Love You Make: An Insider's Story of the Beatles(ビートルズ ラブ・ユー・メイク)』という本を執筆したが、マッカートニー夫妻はまったく気に入らず、読むことを拒否して燃やしてしまった。その後、彼らの関係は断絶した)


本が原因で絶交するなんて一体何が書かれていたんだろう? 気になった私はすでに絶版になっている本を入手して読んだというわけです。

まずピーター・ブラウンがどのような人なのか、訳者あとがきからの引用です。

ピーター・ブラウンは、はじめブライアン・エプスタインのレコード店にひきぬかれ、ブライアンがビートルズのマネッジをするようになると彼を補佐し、ブライアンが死んだあとはアップルをとりしきり、財政的にも個人的にもずっとビートルズの面倒を見てきた。彼はビートルズの四人のパスポートをあずかり、彼らのさまざまな契約の手続きをし、彼らの結婚や離婚に立ち会い、彼らの訴訟にたずさわってきた。ビートルズが解散したあとも、四人の親しい友人でありつづけ、現在もなおヨーコと親しいという。

ブライアン・エプスタインの側近で、ビートルズの4人と公私にわたる付き合いがあった人物です。

左:ポールとリンダの結婚式、右:ジョンとヨーコの結婚式。いずれも髭面の男性がピーター・ブラウン。
ポールとリンダ ジョンとヨーコ

さて1983年4月発刊の『ビートルズ ラブ・ユー・メイク』はいわゆる暴露本です。ですが特定のメンバーを非難したり貶めたりはしておらず、比較的淡々と当時を回想しています。

「この本で初めて明らかにされた事実」は概ね以下のようなことだと、訳者のあとがきにあります。

・ ブライアン・エプスタインの最初の自裁未遂の背景
・ ジョン・レノンとブライアンの肉体関係
・ ポール・マッカートニーがしばしばリンゴ・スターのドラムスをオーヴァーダビングしていた事実
・ ブライアンの男の愛人と、その愛人から受けた脅迫
・ ポールがよその女性に産ませた子供とそのあとしまつ
・ 日本公演とマニラ公演の実態
・ マハリシに師事したインド山中でのほんとうのできごと
・ ジョージ・ハリスンとリンゴの妻モーリンのあいだになにがあったのか


真偽のほどは置いておくとして、発刊から40年が経った今では他の書籍や映像でも語られていることで、今さら驚愕するようなことではありません。むしろ上記以外の細々としたエピソードの方が、私にはセンセーショナルだったりしました。

それではポールとリンダが本を燃やして絶交した内容とは何だったのか? ですが、書かれた内容よりも「公私ともに親しい内部の関係者」が暴露本を書いたことに腹を立てたんだという気がしています。

さんざんゴシップ記事を書かれてきたビートルズですから、内容については「またかよ」と聞き流せても、「身内による暴露」という裏切り行為が許せなかった。

読後に私はそう感じました。


ところで私がこの本をブログで取り上げたのは、暴露本の紹介をしたかったからではありません。

「ビートルズの解散の理由」

それについては過去から現在まで、評論家やファンの間で様々に語られてきました。

曰く、ヨーコに夢中になったジョンがビートルズへの興味を失くした。ポールの専制的な態度に他の3人が嫌気がさした。いつまでもジョンとポールに格下扱いされることに、ジョージが我慢できなくなった。などなど。

解散に至った理由はきっと複合的で、上記のようなことも引き金の1つだったのだろうと思います。

ですが『ビートルズ ラブ・ユー・メイク』を読んで、「解散の根本の理由はこれだ!」と強く思ったことが2つありました。

1つはコンサートをやめたこと。もう1つはブライアン・エプスタインがいなくなったこと、です。

『ビートルズ ラブ・ユー・メイク』は4人の行動が内側からの視点で書かれています。

この本で印象深いのは「コンサートをやめてからのビートルズはずっと休暇中だった」ということです。

コンサートツアーに出て、レコーディングして、休暇を取って、というサイクルで活動していたビートルズが、ツアーをやめてから何をしていたか。

基本ずっと休んでたんです。

1966年までの4人はしばしば「長期休暇」を取ってましたよね。でも1967年以降はあらためて「長期休暇」を取ることはありません。だってずっと長期休暇中だったから。

気の向くままにインドに行ったり、誰かの個展を観に行ったり、アメリカにヒッピーを見に行ったり、映画に出演してみたり、映画もどきを撮ってみたり。

ツアーをやめてからは「ビートルズとしての仕事」をまともにやってないんですよね。

人前で一緒に演奏しなくなって「ビートルズとしての仕事」が激減して、この状況はまずいと気づいたポールが1969年1月のGet Back Sessionで、

「いや、ほんと、ぼくらはひとつにまとまらないと駄目だ。(中略)ほら、ぼくらは全員でプレイしてる……ぼくの言いたいことがわかるかい?」(1月6日:セッション3日目)

「でもぼくら、ぜんぜん一緒にプレイしてないじゃないか。それが一番の問題だよ。(中略)でもぼくらは今、ここにいるし、ぼくらならできる……とにかく熱意を見せてくれ!」(1月7日:セッション4日目)


と激を飛ばすのですが,、時すでに遅し。

ジョンとの関係については、セッション3日目にはこんなことも言ってます。

「それは僕らが一緒にプレイしなくなったからだ。一緒にプレイしなくなってからはずっと……。(中略)だからぼくらはとにかく、たくさん仕事をするべきだと思う――そうやって、なんていういか……ハードな時代に逆戻りするんだ」

ビートルズとしての仕事が必要だと思うポールと、思わない3人。

ライブ活動をやめた時点で、解散は必然だったわけです。


そしてこの状況を是正できなかったのは、ブライアン・エプスタインがいなかったからでしょう。

ビートルズに仕事を割り振っていた唯一無二の存在、それがブライアンだったのですから。

さらに彼がいればアップルの放漫経営はなく、さすればアラン・クレインの登場や、ポールと他の3人の対立はなかったのではないかと考えます。

この本では財務をめぐる騒動が1969年の4人にとって何よりも大きな問題であり、メンバー間の仲を引き裂いた一番の原因として書かれています。

ブライアン・エプスタインはやはり、5人目のビートルズだったのです。


さてアラン・クレインによってアップルを解雇されてアメリカに渡ったピーター・ブラウンは、現在はニューヨーク、ドーハ、ワシントンD.C.にオフィスを構えるBLJ Worldwideというメディア系コンサルティング会社の会長兼CEOを務めています。

もうビートルズのことを語ることのない彼ですが、会社サイトのトップページにはセントラルパークの「IMAGINE」の記念碑の画像が今も使われています。
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