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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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藤田朋子さんの発言を読んで(前編)

2009/05/11 17:41|ポール・マッカートニーTB:0CM:0
このブログをお読みいただいている方には今さら説明は不要かと思いますが、リンダ・マッカートーはポールの最初の奥さんで、1969年にポールと結婚して1998年に永眠しました。
Linda McCartney

ポールと結婚した直後にビートルズが解散してポールがソロとなったため、以後はポールのバンドのサポート・メンバーとしてキーボードとコーラスを担当しました。

ただ もともと写真家であり、音楽家としての技量はありませんでしたから、一緒に音楽活動をしたいポールが熱心にキーボードを教え込んだのだそうです。

そしてポールのソロ・キャリアのスタートから永眠するまで、リンダはポールのサポート・メンバーとしての活動を続けました。
paullinda.jpg

キーボードの技量もコーラスの技量もプロのミュージシャンにはほど遠いレベルでしたので、素人同然(というか、もともと素人)のリンダと音楽活動を続けるポールに当初は強い批判があったようです。

ウイングスとしてバンド活動を始めた頃のコンサートで、ポールのボーカル・マイクが故障して音が出なくなった時、「そのマイクをお前の妻に回せ!」という野次が飛び交ったりしたそうです。

リンダのコーラスがどれくらいのものかといいますと、「ヘイ・ジュード」のリンダのコーラスをクローズ・アップした動画がYouTubeにあります。
(これはコンサートの中でも“特に”不調だったのではないかと思いたいですが・・・)



このようにうまくない(はっきりいって下手な)リンダのコーラスなんですが、聴き込むにしたがってリンダの声じゃないとしっくりこなくなってくるから不思議なものです(笑)

これはリンダのコーラスが実はうまいとかリンダは実は声がいいとかじゃなくて、少し調子っぱずれなリンダのコーラスをうまく自身の曲の味付けにしていったポールの音楽的能力の成果ではないかと思います。

最近のポールのアルバムを聴いていて、何か物足りないなあと思うとき、ああ リンダの声が入ってないからかな、と思うときがあります。

レコーディングの場合は何度も録り直しが出来ますし、後で音をいじることもできますので、レコードではコンサートほど音が外れたりはしていません。
例えばこの曲なんかリンダのたらーっとしたコーラスがしっくりきます。
聴き込むと。

Wings - I Am Your Singer



さて、「大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ1970年代『ソロの時代』の輝き」というムック本が書店に並んでいます。
大人のロックビートルズソロ

発売後すぐに購入したんですが、雑誌としてはボリュームがあるのと時間が取れないのとで、まだパラパラとしか読めていません。
だだ内容は季刊誌「大人のロック!」の記事の再録が多いです。

さて、その本の中のポール・マッカートニーの特集の中に女優の藤田朋子さんのエッセイがありまして、これも以前の原稿の再録なんですが、この中にとても興味深い部分があるのでご紹介します。
藤田朋子

ちなみに藤田朋子さんはポール・マッカートニーの大ファンです。

音楽について素人だったリンダ・マッカートニーがバンド・メンバーとしてポールと一緒にステージ立っていたことへの批判について、ご主人でありアコーディオン奏者である桑山哲也さんのステージに出演している自身になぞらえて、藤田さんがこう釈明しているのです。

ライブでは、リンダに対していろいろ批判があったかも知れませんが、自分が結婚した今、夫と一緒にライブをしてみると、「どこがいけないの? おたがいに尊敬しあっていれば、それはアリでしょう」と思うんです。

藤田さんご夫婦の場合は藤田さんの方が知名度が大きいので、藤田さん見たさに聴衆が集まるというメリットもあるでしょうから、ポール&リンダと藤田さんのケースが全く同じだとは思えませんが、パートナーとの心の結びつきを根拠に素人がプロのステージに上がる心境は同じなのでしょう。

また、リンダがポールよりもステージで目立つということも、基本的にはありませんでした。

ところでこの藤田さんの発言を読んで、ビートルズ・ファンならポール&リンダよりも、もう一方のカップルを連想するのではないでしょうか。

(後編につづく)『人気ブログランキング』へ
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