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Author:東京ヒルトン
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中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
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「Double Fantasy」の秘密

2009/05/22 17:25|ジョン・レノンTB:0CM:11
少し前の記事でヨーコについて書きましたが、ついでにちょっとした「ミステリー読み物」を。

先日iPodでジョンのアルバム「Milk & Honey」を聴いていました。
「Milk & Honey」は、ジョンの遺作となったアルバム「Double Fantasy」レコーディング時の未発表曲を収録したアルバムで、「Double Fantasy」に準じてジョンの曲とヨーコの曲が交互に収録されています。
「Milk & Honey」収録曲のジョンの曲が「Double Fantasy」の選に漏れた曲だからといって、収録されているジョンの曲のクオリティが低いわけではありません。
「Double Fantasy」の収録曲と遜色ないクオリティだと私は思います。

Milk and Honey

さて、多くのビートルズ・ファン、ジョン・レノンのファンがやっていることだと思いますが(笑)、これらのアルバムをiPodに入れる時、私はヨーコの曲は入れずにジョンの曲だけを入れています。

「Aisumasen, Yoko-san」

と、謝っておきます。

さて、この2枚のアルバムからそれぞれジョンの曲だけを抜き出すと、iPodの中にはボリュームが半分のアルバムが2枚ある、という状態になります。

そこで、ふと思います。

「どうしてこれらの曲を合わせて、ジョンの曲だけで1枚のアルバムにしかなったんだろう?」
1枚のアルバムにまとめるだけの曲数があったのに。

一般に「Double Fantasy」は「男と女の対話」をテーマにしており、だからジョンの曲とヨーコの曲が交互に収録されている、というのが定説です。
ジョンも生前のインタビューで、そのようなことを言っています。

しかし、ヨーコの音楽をジョンが本心から素晴らしいと思っていなかったと考える私としては、その定説には以前から違和感がありました。

「Double Fantasy」の発売に際して、レコード会社が決まるまでにかなりの苦労があったという話を読んだことがあります。
どのレコード会社もジョンの5年ぶりの新作を自分のところから発売したがったが、アルバムの半分がヨーコの曲だと知ると、どの会社もノー・サインを出したというのです。

そこまで反対されてもお互いの曲を半分ずつ交互に収録することにこだわったのは、やっぱり「男と女の対話」というコンセプトを貫くためだったのでしょうか。

その割にはアルバムの1曲目がジョンの「(Just Like) Starting Over」で2曲目がヨーコの「Kiss Kiss Kiss」だったりして、対話というほど内容はかみ合っていません。

John Lennon - (Just Like) Starting Over


Yoko Ono - Kiss Kiss Kiss


そんな時、昔読んだある本を思い出しました。

ジョンが亡くなる直前までジョンの個人秘書だったフレデリック・ラインハルト・シーマンという人物が書いた「ジョン・レノン 最後の日々」です。
今は絶版になっているようです。
ジョンレノン最後の日々

いわゆる暴露本でして、どこまでが真実なのかは眉唾ものなのですが、この中に出てくるジョンは神経衰弱者のように弱々しい男です。
精神的にヨーコに完全に依存しており、身の回りのちょっとしたことでもヨーコに相談しないと決められないダメダメ男です。

一方のヨーコは非常に図太く描かれ、ビジネスに夢中でジョンのことを疎ましくあしらう女として描かれています。
そして1980年頃のヨーコにはジョンとは別に愛人がおり、ジョンとの離婚を考えていたと書かれています。

繰り返しますが暴露本であり、他に同様の証言がありませんので信憑性はとても低いと思いますが、ジョンの気持ちは別として、ヨーコは本当に離婚を考えていたのかも知れないと、「Double Fantasy」の収録曲がジョンとヨーコの半分ずつになっていることから ふと思ったのでした。

アルバムの中の収録曲数が半分ずつということは、アルバムが1枚売れるたびにジョンとヨーコの個人にそれぞれ半分ずつ印税が入るということです。
そして、もしその後に離婚して財産をきっちり分けてしまった後でも、印税の山分けはその後もアルバムが売れる限り永久に続くわけです。

離婚の原因になる不貞が自分にあり、ビジネスに長けているヨーコが離婚後の収入源にと考えて、新作アルバムの収録曲の半分を自分の曲にするようジョンに要求し、ヨーコに頼りきりのダメダメ男のジョンは「それはいいアイデアだ!」と何の疑いもなく、レコード会社の反対に合いながらも自分の曲とヨーコの曲を半分ずつ収録したに違いありません。

なんてブラックなミステリーを考えながら、iPodのスイッチを消したのでした。

今回はかなり失礼な内容ですみません。
ヨーコさんへの誹謗中傷の意図はありません。

ビートルズ絡みの“フィクション”として読んでいただければと思います。『人気ブログランキング』へ

John Lennon - Aisumasen (I'm Sorry)
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コメント
東京ヒルトンさんもヨーコへの偏見があるんですね。
いつもいいコラムを書いておられるので注目していたのですが、推測だけでこんなことを書くなんて、がっかりしました。

nolen #LkZag.iM|2009/05/22(金) 20:02 [ 編集 ]
ヨーコの音楽が全く好きじゃないのは事実ですが、人格に対する偏見はないつもりです。
離婚の話はゴシップ本からの引用で信憑性は極めて低いと断ってますし、断片的なエピソードを基に推測で記事を書くのはいつもの通りです。
今回は内容的に失礼にあたる部分があるとわかっていましたので、単なるミステリー読み物でフィクションだと記事の前後で強調しているのですが、ご気分を害したようなら失礼しました。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2009/05/22(金) 20:42 [ 編集 ]
ジョンがいちばん悲しんだのは、こうしたヨーコへの無理解や偏見だったと思います。
「信憑性は極めて低い」と自らおっしゃるゴシップ本を引用して話を進めるのは、人格に対する偏見ではなくてなんでしょうか。

ヒルトンさんはこのコラムをヨーコさんに見せられますか?
あの世でジョンに会う機会があるとして、このコラムを見せられますか?

ヒルトンさんのブログを高く評価しているだけに、残念に思うのです。

どんなにファンが嫌がっても、ヨーコ抜きにジョンは語れません。
ヨーコを全面的に受け入れろとはいいませんが、ジョンはヨーコを全面的に受け入れていたことは事実でしょう。その部分から目を背けたままでは、ヨーコと出会ってからのジョンの作品を真に理解することはできないのではないでしょうか。

厳しいことを書いて申し訳ないのですが、ビートルズに相当詳しく、ビートルズを愛している人でも、ヨーコには今でも偏見や悪意を持っている人が多く見受けられます。

ジョンの気持ちを思うにつけ、それが残念でならないのです。

nolen #LkZag.iM|2009/05/22(金) 22:34 [ 編集 ]
繰り返し申しますが、今回の記事はミステリー読み物であり、フィクションです。
品のいい内容でないことは認めますが、ジョークですらネガティブな内容がいけないというのであれば、それはファンとしての立ち位置の違いとしか言いようがありません。

ジョンにもヨーコにも今回の記事を読んでもらっても、私は一向に構いません。「私たちをネタに、またあることないこと書いてる奴がいる」と2人は笑い飛ばすと思います。
自分の言葉を回りに発信すれば、時に批判されることは当然あると思います。それが本人にとっては周りの無理解や偏見に基づく場合もあるでしょうし、本人が回りに対して無理解な場合もあるでしょう。
私も今回、自分のジョークが理解してもらえなかったことは残念に思っていますが、ご意見をいただいたことはありがたく思っています。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2009/05/23(土) 00:31 [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
#|2009/05/23(土) 01:35 [ 編集 ]
すみません、個人的意見です。

ジョンの奥さんとしてのヨーコは認めます。
だけど、ヨーコの歌は上手いとは思いません。
ヨーコの歌や音楽は好きではありません。

レコードを公に発売し、コンサートに登場し、人に聴かせる以上は、視聴者側はそれを上手い下手・好き嫌いと評論するのは自由だし、
聴かせる側は言われるのも当たり前だと思います。
ジョンが好きとか奥さんを認めるとかとは別の話です。

よって私はヨーコの曲は聴きたくないし、ヨーコの曲が入っているアルバムは飛ばして聴きますし、できることなら最初から入っていない方がいいのになあと(個人的)愚痴も言いたくなります。

好き嫌いは、特に聴く音楽は強制されるものてはないし、それは偏見とかでは無いと思いますよ。
そういう強制はビートルズたちの最も嫌うところだと思います。
ジョンファン #VPr.CqGU|2009/05/26(火) 02:20 [ 編集 ]
ヨーコについては「前衛芸術家」「音楽家」「ジョンの妻」「平和活動家」などいろいろな面があり、どうしても語る上でごっちゃになってしまうので、語るほうも聞くほうも誤解を招きやすいのだと思います。

誰にでもいろいろな側面があるのですが、ヨーコの場合は各々の乖離が大きく、よくいえば一言でおさまらない人物と言えるのではないでしょうか。

それに60年代・70年代のヨーコと最近のヨーコでは、発言も人柄もかなり違っていると思いますし。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2009/05/26(火) 08:52 [ 編集 ]
火に油を注ぐようですが…拙いと思ったら削除を(爆)

それぞれの考え方があるのは当たり前だと思いますよ。
ここは東京ヒルトンさんのブログですから、遠慮なく自分の考えを文章にすればいいですよ!
僕なんか、かなりヨーコに対してはかなり偏ってますよ!(笑)
これは、前にも東京ヒルトンさんが、「ヨーコさんに対しては、世代によって、印象が違う」と丸く収めてくれましたが、実際その通りだと思いますよ。

目の当たりに解散劇を経験した当時の多くのファンが、あの映画『LET IT BE』での暗く陰気臭いヨーコの姿をかなり不快に思ったことは確かなことです~これが誰に何と言われようと永遠に変らないヨーコのイメージですね!

しかし、ヨーコも気の毒で、横で並んで座っていたリンゴの奥さんのモーリンは殆ど映らなく、ヨーコの暗く沈んだようなアップばかり映り、意図的に「お前がビートルズ解散の張本人だ」と言わんばかりのアングルになってました。
モーリン達と並んで座ってたなんて知らない人が多いんのではないでしょうかね?

この暴露本の内容の真偽はともかく、ジョンとヨーコの半々の収録は皆が納得していなかったかということ~ジョンがなんと言おうと「遠慮する」ということをしなかったヨーコを多くのジョン・ファンが嫌うのは仕方ないですよ…
「遠慮」「控え目」がなかったですね!
ジョンが亡くなった後に出した『Milk & Honey』まで、自分の曲を入れやがっていい加減にしろよ!…と腹を立てたのは僕だけでしょうか?





John Beatle Lennon #-|2009/05/30(土) 22:11 [ 編集 ]
こんにちわ。
僕も「ダブルファンタジー」が発売された当時、ジョンの曲だけを集めて、一本のテープにして聴いていました。
多分、多くの人がそうしていたでしょう。
自分はヨーコの芸術家としての才能は評価しますが、はっきり言って歌は下手です。
芸術の大きな要素の一つに「挑発」というのがあると思うのですが、ヨーコはそういう面で天才的です。ジョンもかないません。
でも芸術のもう一つの面、人にやすらぎを与えるという点では、ヨーコはそういった資質は無いように思います。

芸術を理解するとは、作った人の意図をそのまま理解する(そんなことがそもそも出来るのか)のではなく、一人一人がその芸術によってインスパイアされ、あるいは楽しむことだです。だから、「ファブルファンタジー」でヨーコの曲を避けてジョンの曲だけを集めても、ヨーコを理解していないことにはならないと思います。

これからも「挑発的」なエントリーお願いします。
まさむね #-|2009/05/31(日) 09:41 [ 編集 ]
ジョンが亡くなって29年。
嫌味な言い方になりますが、その間にジョンもヨーコも「偉い人」になりましたから、あの2人の悪口を言うのはタブーみたいな空気を近年は感じています。
解散前後や70年代前半の彼らを知っているか知らないかは、彼らに対する認識を大きく変えると思いますね。
まあ、私もリアルに体験したわけではないんですが、後追いで相当入れ込んでヴァーチャル体験してますので・・・
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2009/05/31(日) 14:40 [ 編集 ]
なるほど、ヨーコの芸術というのはまさに「現代アート」の範疇なんですね。
良くも悪くも人の精神に触れるという点では、ヨーコの芸術は確かに成功してると思います。
ただ私見では、芸術家としての近年の仕事と人間としての評価が年を追うごとに逆相関してる気がするんですが、それも芸術家の定めでしょうか。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2009/05/31(日) 14:46 [ 編集 ]
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