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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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こんなところにビートルズが(笑)!

2010/04/26 22:47|ポール・マッカートニーTB:0CM:8
いつもは全体の構成をそれなりに考えながら書いているんですが、今回は元が小ネタなので、徒然と駄文を重ねていくことご容赦くださいm(_ _)m


今回はアニメの話から入ります。

と、切り出すほどアニメに詳しくはないんですが・・・(笑)

切り出すほどというか、全く詳しくありません・・・(爆)


私の子供の頃にはまだ「アニメ」という言葉は一般的ではなく、普通に「マンガ」と呼んでました。

今は紙媒体のものだけを「マンガ」と呼ぶ感じですが、当時はテレビでやっている動くものもやはり「マンガ」でした。

ちなみに今では「マンガ」とカタカナ表記がしっくりきますが、当時は「漫画」と漢字の方がこれまた一般的だったと思います。


さて、テレビでやっている漫画が「マンガ」から「アニメ」に変わったのは「宇宙戦艦ヤマト」から「機動戦士ガンダム」へと人気が移った頃だったと、私は記憶しています。

少年時代の私は「ヤマト」の1作目と2作目の映画を映画館に観に行きましたが、「アニメ」と呼んでいた記憶がありませんし、ガンダムのキャラが表紙になっている雑誌「アニメージュ」や「アニメディア」を見て、「『アニメ』ってどういう意味?」 と友達に尋ねた記憶がありますから、おそらく時期的には合っていると思います。
ヤマト0 ガンダム

「ヤマト」から「ガンダム」への移り変わりはアニメの世界において、大きな変革だったようです。

もちろん漫画を子供の娯楽から青年まで熱中するものへと変えた点などで、「ヤマト」もエポックメイキングな作品だったと思うのですが、「エヴァンゲリオン」など現在のアニメへとつながるのは、やはり「ガンダム」かなという気がします。

「ヤマト」を今みると、60年代や70年代の「ど根性」的というか、たとえば主役の古代進を例にとっても「ガキ大将」的な雰囲気が漂ってるんですよね。

現代のようなシニカルなムードは劇中に感じません。


ここまで書くと私が「ガンダム世代」かのようですが、私は全くの「ヤマト世代」です。

「ガンダム」のクールな世界には入り込めず、「ヤマト」の人情とど根性に熱くなった世代です。


そしてこれもよく語られることなんですが、「ヤマト」は音楽がとてもよかったのです。

重厚で湧き出る情熱のような音楽は、それまでの漫画にはなかったものでした。

実際、「ヤマト」の音楽集は後に多くリリースされています。

その数多く出た音楽集の中で名盤と呼ばれているものに「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」があります。

ヤマト

これは宮川泰さん作・編曲の「ヤマト」のテーマ曲やBGMを交響組曲風にアレンジした作品集で、単なるBGMの寄せ集めにならないように丁寧なアレンジがなされています。

今は廃盤になっていて入手困難なためプレミアが付き、Amazonでは中古CDが12000円くらいの値段になってます。


さてさてお待たせしました。

そろそろビートルズ絡みの話になりますよ(笑)

で、その「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」の中に「出発」という曲が収められています。

こんな曲です。


この曲はテレビや映画の中で、赤土の荒野に埋もれた宇宙戦艦ヤマトがエンジンを起動させて初めて空へと浮上する、それも敵からのミサイルを迎撃しながら、というスリリングなシーンで使われています。

なのに、何となくゆったりとしているというか、スリリングな曲なのにどこかおっとりしてるでしょ。

この感じ、どこかで味わったことありませんか?

それでは解説書に載っている、作曲者の宮川泰さんのコメントをご紹介しましょう。

「ヤマト大発進(注:出発のこと)は、ポール・マッカートニーが作曲した007の映画音楽の何かにヒントを得てつくったんですよ。だからある部分、ちょっと似たところがあるかもしれませんね。低音がタ、タ、タアと大きなスケールであがっていく」

なんとこの曲はポールの「Live and let die」をヒントに作られているんですよ。

「Live and let die」はスパイ映画「007シリーズ」の第8作目のテーマ曲なんですが、スパイ映画なのでスリリングな曲のはずなのに、どこかおっとりしていてテンポがのたのたしてるなーと思ってたんですが、「出発」もそんな感じがするんですよね。

宮川泰さんが曲の名前を覚えていないくらいですからメロディは違ってますが、ゆったりしたメロディをベースに、クライマックスが波の満ち引きのように行ったり来たりする構成は、確かに2曲とも同じです。

低音がタ、タ、タア・・・の部分は「Live and Let die」ではどこのことかわからないんですけど、「Live and Let die」の終わりと「出発」の2分50秒あたりや演奏が終息する部分なんかは余韻がそっくりで、思わず顔がにやけてしまいます(笑)

こんな風に思わぬところにビートルズの面影をみつけると、それだけで幸せな気分になれるなんて、ビートルズのファンってやっぱり楽しいですよね(笑)『人気ブログランキング』へ

Paul McCartney & Wings - Live And Let Die

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コメント
僕らは“アトム世代”ですから、ほとんどヤマトもガンダムも見てません。

ヤマトにもポールは影響を与えてたのは驚きです!

それにしてもヤマトは何度も何度も復活しましたね(笑)
ジュリーの「ヤマトより愛をこめて」は、カラオケの持ち歌ですよ!

これは、近いうちにブログでも取り上げる予定です(笑)
JOHN BEATLE LENNON #-|2010/04/30(金) 19:49 [ 編集 ]
僕もヤマトの音楽は日本のアニメでは最高峰のひとつだと思っています。作品としては「ガンダム」にいろいろ譲るヤマトですが、音楽に関してだけは絶対に譲りませんね(そのへんの事を書いた拙ブログにコメントいただけましたね。その節はありがとうございました)。
「出発」は細かく聴いていると、金管の使い方やエンディングに向かう盛り上がりなど、「Live And let Die」との共通点というか、深読みできる箇所があって興味深いです。そのまんまなぞるのではないところがさすが宮川大先生です。
僕のブログでも書きましたが、ヤマト関連の音源は今ほとんど絶版状態で、僕が持っているボックスなど10万円以上のプレミア価格になっています(正価は2万ほど)。「交響組曲」「さらば」くらいは常に入手できるようにしておいてほしいものですね。
shirop #Kqp.go1E|2010/04/30(金) 21:52 [ 編集 ]
「鉄腕アトム」の放送開始はきっと革命的なことだったんでしょうね。
それを体験できたなんてすごくうらやましいです。
プレスリーのデビューをリアルで体験した、みたいなもんですね。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2010/05/01(土) 08:40 [ 編集 ]
今回の記事はshiropさんのブログ記事に触発されて書いたんですよ(笑)
トラックバックもさせてもらったんですけど、うまくできませんでした(FC2とHatenaはどうも相性がよくないみたいなんです)
shiropさんの記事の後ヤマトの交響組曲のCDを探してまして、最近やっと借りることができたんです。
でもshiropさんのお持ちのCDの演奏はこれじゃないんですよね。

今でも人気があるヤマトのCDですら入手困難な状況ですから、ビートルズを始め洋ロックのジャンルは恵まれてるんだなあと実感しますね。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2010/05/01(土) 08:46 [ 編集 ]
初めまして。

今更ビートルズにはまってる中2です。

そしてこのブログに出会いました。

これからよろしくお願いします。
ケント #4Sn8Qhv.|2011/03/23(水) 11:11 [ 編集 ]
はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。

ビートルズは好きになればなるほど新しい発見があり、現役のバンドではないですがずっとファンとして楽しめますよ。
このブログも最近は更新頻度がとても少ないですが(汗)、よろしければ過去ログなどじっくりお読みになってください^^
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2011/03/24(木) 08:43 [ 編集 ]
はじめまして

二日後に高校に入学するビートルズファンです。
中三の時にビートルズが好きになりました。
毎日聞いていますが、未だに飽きません。
聞けば聞くほどビートルズの良さが伝わってきます。

もちろんメンバーのソロも聞いています。

よろしくお願いします
new hippie #-|2011/04/06(水) 12:08 [ 編集 ]
はじめまして。
ご訪問&コメントありがとうございます。

おっしゃるように聞けば聞くほど良さを感じるのが、ファンにとっては魅力ですよね。
このブログも更新頻度が極端に落ちていますが(^^ゞ、過去ログがたくさんありますのでお楽しみいただければうれしいです。

追伸:高校ご入学、おめでとうございます!
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2011/04/07(木) 08:50 [ 編集 ]
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