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ダブル・ファンタジーはフリージアなのか?

2012/07/09 18:00|ジョン・レノンTB:0CM:5
(はじめに:今回の記事ついては文末の追記とコメント欄も合わせてお読み頂くよう、お願いします)


まずはジョンをたたえるモニュメントがバミューダ島にできたというニュースからです。

ジョンを讃える彫刻がバミューダに

ジョンが1980年6月上旬から7月末まで、2カ月間滞在したバミューダ島のボタニカル・ガーデンズに、6月21日、高さ6フィート(約1.8メートル)のジョンを称える彫刻が除幕された。美術館「マスターワークス・ミュージアム・オブ・バミューダ・アート」の外で行なわれたその彫刻の除幕式で、ヨーコからのビデオ・メッセージが流された。

ヨーコは、「ジョンがバミューダ・ボタニカル・ガーデンズで称えられてうれしいです。そこは彼がフリージアの花『ダブル・ファンタジー』を見つけた場所です。それは彼の最後のアルバムのタイトルになりました。彼がバミューダを愛し、非常に大きなインスピレーションを受けたことは知られています。彼の霊魂は、その美しいボタニカル・ガーデンズの一部になりました。そこで平和と愛が育つことを望みます。アイ・ラブ・ユー」と言葉を贈った。

ボタニカル・ガーデンズでは、芝生の一部に、フリージアでできた迷路も制作中。その迷路は、同公園のキュレーターのネビル・リチャードソンのアイデア。フリージア「ファンタジー」はもはや手に入らないが、オリジナルに似たフリージアの日本産の球根を使っているとのこと。

john 1940 1980

ボタニカル・ガーデンズというのはバミューダ島にある庭園で、広大な敷地に様々な庭がある公園なんだそうです。

さて彫刻についてはこのデザイン画しか入手できず、実物がどのようなものなかはわからないのですが、

私が気になったのは彫刻ではなく、

>そこは彼がフリージアの花『ダブル・ファンタジー』を見つけた場所です。それは彼の最後のアルバムのタイトルになりました

の部分です。

ご存知のようにアルバム「ダブル・ファンタジー」は1980年11月にリリースされた、ジョンの生前のラストアルバムです。
double fantasy

このアルバムのレコーディングは1980年8月~9月にかけて行われているんですが、その2ヵ月ほど前の6月上旬から7月下旬にかけてジョン一家はバミューダ島に滞在していて、この公園で見た「ファンタジー」という品種のフリージアにちなんでアルバムタイトルをつけたということなんですけど、本当でしょうか?

「ダブル・ファンタジー」=「八重咲きのフリージア」

この説が世に広まったのは、おそらく園芸家の柳生真吾さんの2007年のこのブログ記事からだと思います。
ジョンレノンと黄色い花


この記事の中で、柳生さんは以下のようにお書きになっています。

(以下、ブログから抜粋)
このジョンが最後のアルバム「ダブルファンタジー」というタイトルをある花からインスピレーションを受けたということは意外と知らせていません。
知っている人は相当おたく・・・?
しかもその花が本当に実在していたかというと、実は誰も調べていなかったのです。

なんとその当時「ファンタジー」というフリージアがちゃんと実在していたことをいとも簡単に突き止めちゃったのです!

・・・ただ問題はありました。ファンタジーであって「ダブル」ファンタジーではない・・・。

園芸の世界において「ダブル」とは「八重咲き」と言うことを意味する。

つまりジョンはバミューダ植物園に咲く八重咲きのフリージア「ファンタジー」に衝撃をもらったのでは無いか。
きっとその名札にはこう書いてあったはず。
「八重咲き(ダブル)ファンタジー」と。
間違いありません。



どうなんでしょうね。

私はなんだか違うような気がするんですけど。


当の本人が存命じゃないので嘘か真かを証明することはできませんが、私がどうして違うと思うかといいますと、

まず「ダブル・ファンタジー」がリリースされた当時、アルバムタイトルについてジョンはそんな話をしてなかったと思います。

5年ぶりの活動再開とあってアルバムリリース時にジョンは多くのインタビューに答えていました。

雑誌に掲載されたのはもちろんインタビューが本になったり、後にアルバムとしてリリースされたりもしました。

でもその中で、アルバムタイトルがフリージアに由来してるという発言があったでしょうか?

私の記憶では、ジョンとヨーコの曲が交互に収録されたこのアルバムは「男と女の対話」がテーマになっており、だから「ダブル・ファンタジー」だと言っていたと思いますが。

もちろん私の記憶が間違ってる可能性がありますので、もしそうであれば出典の明らかな「フリージア」のインタビュー記事を教えていただきたいです。

普通に考えて、リリース当時に知られていなかったエピソードが20数年も経ってから言われだすのは、やっぱり不自然だと思うんですよね。


ジョンが当時言ってなくても今ヨーコさんが言ってるんだから事実なんじゃないの?

という声もあるかと思います。

しかしながら私はヨーコさんが後から言いだしたエピソードについてはまゆつば物が多いと思っていますので、今回のヨーコさんのコメントを全面的に信用する気持ちになりません。

これはもう信じるか信じないかの気持ちの問題なんですけど(笑)

それに「ファンタジー」という品種だったはずなのに「ダブル・ファンタジー」と言っているところにも、ヨーコさんの記憶の曖昧さというか作り話っぽい匂いを感じてます。


そしてもう一度、柳生さんの記事をよく読んでみましょう。

>しかもその花が本当に実在していたかというと、実は誰も調べていなかったのです。

>当時「ファンタジー」というフリージアがちゃんと実在していたことをいとも簡単に突き止めちゃったのです

>きっとその名札にはこう書いてあったはず。
>「八重咲き(ダブル)ファンタジー」と。



当時この世の中に「ファンタジー」という品種のフリージアが存在していたことは事実なんでしょうけど、

バミューダ島のボタニカル・ガーデンズにその「ファンタジー」が植えられていたこと

その「ファンタジー」をジョンが鑑賞していたこと

ボタニカル・ガーデンズの「ファンタジー」が実は「八重咲き(ダブル)ファンタジー」であったこと

ボタニカル・ガーデンズの名札に「八重咲き(ダブル)ファンタジー」と書いてあったこと


これらはすべて柳生さんの想像であって、事実確認の取れたものではないわけですよ。


ビートルズのアルバム「リボルバー」のタイトルは1966年にビートルズが来日した際に、警備の警官が腰に下げているリボルバー(回転式拳銃)からインスピレーションを得てポールが命名した。

という噂というか、伝説がありますよね。この伝説が海外でも語られているのか私は知りませんが。

ポールは確かに日本で警官の腰のリボルバーを見たかもしれませんが、ただ見たからってそれがアルバムタイトルの由来になったとは言えないでしょう。

ポールが日本で見た物は他にもたくさんあったはずですし、アルバムタイトルについて実際にポールがそう発言した事実もないですし。


「ダブル・ファンタジー」の「フリージア」も、同じような伝説の1つだと思うんですけどね。


最後になりますが、私は柳生さんを貶めるために今回の記事を書いたわけではもちろんありません。

「ファンタジー」としてはとても面白いお話だと思っていますし、ジョンを愛する気持ちには共感と敬意を持っています。

ただこれが事実として後世に伝わるのはどうかと思いましたので、書かせていただきました。『人気ブログランキング』へ


2012年7月13日追記:
コメントにて、「ダブル・ファンタジー」がフリージアの名前から取ったものだというジョンの生前のインタビューあると、ご指摘をいただきました。

今回の記事の内容は誤りでしたが読み物として楽しんで頂けると思いますので、私の推測が間違いであったことをここに記載した上で、本文の削除はせずに掲載いたします。

ジョンのインタビューの詳細については、是非コメント欄をご参照ください。
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コメント
こんばんは。

「Double Fantasy」の名前の由来ですが、僕には記憶があります。
読んだのはジョンの死後に出版されたインタビューです。だからあの「プレイボーイ・インタビュー」か、死の当日(だったっけ?)に受けたラジオインタビュー(の書籍版)のどちらかだったと思います。
ジョンが旅行先(バミューダか?)で見かけた花の「フリージア・ダブルファンタジー」という表記にインスピレーションを受け、それをそのままタイトルにつけた、という発言をしていました。
僕はその「フリージア・ダブルファンタジー」という言葉が美しく印象的だったので、この部分をよく記憶しています。
今、原典で確認をしようと思ったんですが、肝心の本が(散らかっていて)発見できず、記憶頼みのコメントで恐縮です。少なくともジョンが生前、アルバムタイトルを花の名前で説明していたこと自体は間違いないと思います。

ただ、今の段階で僕は原典未確認なので、もしかしたら別のものの記憶が入り込んでしまったかも、ということはあるかも知れません。

そしてそれ以上に不安なのが、東京ヒルトンさんほどの方もご存知ないようなエピソードが、上記2冊のようなメジャーな書籍に入っていたとは想像しにくく、「本当に僕の勘違い」だったらどうしよう、ということです(笑)。

ただ、僕が上に書いたエピソードを知ったのは(出典はどうであれ)ジョンの死後すぐだった(少なくとも1980年末〜81年)だったはずですので、そういう逸話がそのころあった、ということは間違いないと思います。

以上、とりあえずのコメントでした。
shirop #VKLHfZoU|2012/07/12(木) 20:24 [ 編集 ]
連続投稿すみません。
今、本棚から出てきました。「ジョン・レノン愛の遺言」(1981年講談社刊)。あの日、RKOラジオのインタビューとして録音されたものの書籍版ですが、その139ページから140ページにかけて、次のように語っています。

(以下 ジョンの発言のみ引用)
ぼくはバミューダでショーンと乳母のふたりをつれて植物園へ昼食をとりにいきました。
(中略)
そこには「フリージア・ダブル・ファンタジー」という花の名前が書いてありました。それを見てぼくは「ダブル・ファンタジー」はすばらしいタイトルだと思いつきました。
(中略)
だから、このアルバムのタイトルには完璧のように思えた。ふたりのものですからね。あらゆる意味をいっています。しかし、もとは花の名前なのです。

(引用終了)

この書籍になったインタビューは日本でも実際にラジオでオンエアされました(僕も聴きました)。なのでこの引用部分もジョンが発言したものと考えて間違いないと思います。
僕もジョンと同じく「ダブル・ファンタジー」とは美しい言葉だと思います。
shirop #VKLHfZoU|2012/07/12(木) 20:49 [ 編集 ]
私もRKOのインタビュー、当時AMラジオで聞いてテープに録音しました。探して聞き返してみようかな...
それから、確か元アシスタントの暴露本「ジョンレノン最後の日々」にも同様の記述があったと思います。私としては「花の名前」なんてちょっと軟弱だな、と思ってしまいました。
つっく #s3HguPI.|2012/07/12(木) 22:42 [ 編集 ]
ご指摘ありがとうございます。

私の記憶からはすっぽりと抜け落ちておりました(^^ゞ
さっそく記事に訂正をいれておきます。

一方的な情報発信ではなく読者の方とコミュニケーションが取れるというブログの良さを、今回あらためて感じました。
今頃になってビートルズについて自分なりの新発見を得られる経験は、本当にうれしいものです。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2012/07/13(金) 08:41 [ 編集 ]
ご指摘ありがとうございます。

やはりRKOインタビューで間違いないようですね。

「ジョンレノン最後の日々」は書棚にありますので、該当箇所を探してみます。

ちなみにこの本に書かれている情けないジョンと強欲なヨーコさんの姿はけっこう本当なのではないか、と個人的には思ってます(^^ゞ
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2012/07/13(金) 08:44 [ 編集 ]
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