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中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
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「ビートルズ帝国 アップルの真実」を読んで~はじめに

2013/02/11 18:03|書籍TB:0CM:0
前回の記事に引き続きまた本を読んでの感想になりますが、今回の本はステファン・グラナドス著「ビートルズ帝国 アップルの真実」です。
ビートルズ帝国アップルの真実

ビートルズが立ちあげた会社としてのアップルについてのルポといったところですが、ビートルズが好きな人でなければ全く面白くない内容だと思います。

ですが、アップルの設立から現況までを記録した資料としては大変貴重だと思いますし、読み応えがありました。

またアップルに関することで私が長年思っていたのと違う事実がいくつもあり、その点ではビートルズとの付き合いが長くビートルズにそれなりに詳しい人ほど楽しめる本かもしれません。

これから何回かにわたってこの本の内容と自分の感想を書いていきたいと思いますが、今回は総論的に。


さて「ビートルズのアップル(という会社)」について私が持っていた知識やイメージは、およそ以下のようなものでした。

①ビートルズが音楽、映像、出版、ファッションなど新しい文化を創造することを目的に作られた会社

②ビートルズのメンバーは設立当初こそ会社経営に熱心だったが、次第に飽きて興味を失った。

③設立当初 会社に対する熱意のあったビートルズは、社内のトイレットペーパーの紙質にまで注文をつけた。

④ポールはいわゆるケチで、会社の財務に細かく口出しした。

ところがこの本の内容が事実だとすると、私の頭の中のこれらのエピソードはほとんど事実ではありませんでした。

まず、

①事業としてそれらに携わったのは事実であるが、アップルはもともとビートルズの財産管理ならびに拡大を目的に設立された会社でした。

もちろん新しい文化をという意気込みもあったようですが、会社設立のきっかけは1967年にブライアン・アプスタインとのマネージメント契約が切れるので、その後のマネージメントを考えてのものでした。

②「ビートルズは当初、会社経営という遊びに夢中になった」という言葉を過去に耳にしたことがあったんですが、実際には最初からビートルズの4人は経営には熱心ではなかったようです。

むしろ他人任せにしていたことは、アップルの経営悪化の一因かも知れません。

③本書の中にはトイレットペーパーのエピソードは出てきませんでした。単なる伝説かも知れません。

④ポールがケチだったということも、4人の中でポールが特別に財務に口出しをしていたという記載もありませんでした。

(1970年代、ウイングスのリード・ギタリストであるデニー・レインへの給与が世界的人気バンドのメンバーとは思えないほど少なかったという記載は、他の本で読んだことはありますが)

とまあこのように、私の今までのアップルへの印象を覆す内容が多くありました。


次回からは本の内容について思ったことを、各論的にご紹介したいと思います。『人気ブログランキング』へ
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