fc2ブログ

              私の心にはいつもビートルズがいます。 ファンの人とは共に楽しみ、ビートルズを知らない人には興味を持ってもらえる、そんなブログを目指しています。 コメント・相互リンクはお気軽にどうぞ!

ビートルズ・・・いつも心にビートルズ
http://beatlesinmind.blog101.fc2.com/

プロフィール

東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加

このジョンは本物か?

2014/08/18 22:35|ジョン・レノンTB:0CM:2
以前このブログに、この動画のジョンは本物でしょうか? というコメントをいただきました。

まずは動画をご覧ください。

曲は「Double Fantacy」収録の「Dear Yoko」です。


コメントをいただいてこの動画を初めて見た私の第一印象は、

「声は本物っぽい。でもモノマネじゃないかなあ」

でした。

私がモノマネじゃないかと思った理由を挙げますと、

①帽子や髭が変装っぽい。この頃(1980年)のジョンの風貌は違ってたはず。もっと痩せてたんじゃない?

②ジョンは自分のデモ演奏をとりあえず録音しておく習慣があったけど、ビデオ録画してたエピソードは聞かない。

でした。

動画の内容はジョンからヨーコさんへのビデオレターのようですから、1980年の動画だとしたらおそらくバミューダ諸島に行った時のものじゃないかと考えました。

1980年6月、ジョンはショーンを連れてバミューダ諸島を訪れ、そこで「Double Fantacy」の収録曲の多くを作っています。

そしてバミューダ諸島滞在時のジョンの姿はといいますと、こんな感じ。
John in Bamuda1

John in Bamuda2

動画の髭もじゃでふっくらした姿とは違うんですよね。

ということで、そっくりさんのモノマネだろうという結論に達していた時、英語のサイトで「Dear Yoko」についてのこんな記載を見つけました。

Lennon recorded a demo of Dear Yoko at his home on Long Island's Cold Spring Harbor in the spring of 1980, performed directly into a video camera. He taped the song again on June 1980 while holidaying in Bermuda.

レノンは「Dear Yoko」のデモをロングアイランドのコールド・スプリング・ハーバーの自宅で、1980年春にビデオカメラに向けて演奏して録音した。そして1980年6月にバミューダでの休暇中に再録音した。


ん?

1980年春にコールド・スプリング・ハーバーでビデオカメラに向けて演奏?

あの動画はバミューダ島に行く前のもの?

それではと1980年春、コールド・スプリング・ハーバーでのジョンの姿はと検索しますと、

John CSH1 



John CSH2

!!

John CSH3

!!!

動画の中の髭もじゃだ~!!!

というわけで、にわかに本物の可能性が高まりました(笑)


そしてさらに調べていくうちに、決定的な証拠が見つかりました。

この「I'm Stepping Out」のビデオクリップは1992年に発売された「ジョン・レノン ビデオ・コレクション」に収録されている公式ビデオなんですが、このビデオの中に問題の動画が断片的に出てくるんですよ。

1分13秒、1分28秒、2分06秒、2分11秒、2分44秒と、たくさん出てきます。



公式ビデオに使われてるんですから、ジョンの本物の映像と考えて間違いないでしょう。


ビートルズのファンになっておよそ30年が経ちますが、まだまだ知らないことがあるもんですねえ。

これだからビートルズはやめられません(笑)

久々にビートルズ・ミステリーの謎解きができて、楽しいひと時でした。
『ポチっとひと押しお願いします』励みになります
スポンサーサイト



コメント
寧ろ何で今までこの動画や「1980年春にビデオ録画しながら演奏した」エピソードが公式な解説の類に紹介されてなかったのだろうか、とか考えると、それもまた不思議な気がしますね。
霧厳 #-|2014/08/28(木) 18:24 [ 編集 ]
このエピソードや面白い動画があまり知れわたってないのが不思議ですよねー。

おそらくビデオクリック集の発売までヨーコさんが公開せず、発売されたビデオクリップもそれほど売れなかったのかと(笑)

今ほどネット動画が普及していなかったのも一因かと思いますが。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2014/08/29(金) 08:49 [ 編集 ]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://beatlesinmind.blog101.fc2.com/tb.php/237-52572b20

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

 |  Fab 4 | ジョン・レノン | ポール・マッカートニー | ジョージ・ハリスン | リンゴ・スター | Please Please Me | With The Beatles | A Hard Day's Night | Beatles For Sale | HELP! | Rubber Soul | Revolver | Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band | White Album | Yellow Submarine | Abbey Road | Let It Be | Magical Mystery Tour | Past Masters Vol.1 | Past Masters Vol.2 | The Beatles (1962-1966) | The Beatles (1967-1970) | The Beatles 1 | The Beatles Live At The BBC | Anthology 1 | Anthology 2 | Anthology 3 | Yellow Submarine Songtrack | Let It Be...Naked | Love | 映画 | 書籍 | カバー | ゲーム | その他 | 海賊盤-A | 海賊盤-B | 海賊盤-C | 海賊盤-D | 海賊盤-E | 海賊盤-F | 海賊盤-G | 海賊盤-H | 海賊盤-I | 海賊盤-J | 海賊盤-K | 海賊盤-L | 海賊盤-M | 海賊盤-N | 海賊盤-O | 海賊盤-P | 海賊盤-Q | 海賊盤-R | 海賊盤-S | 海賊盤-T | 海賊盤-U | 海賊盤-V | 海賊盤-W | 海賊盤-X | 海賊盤-Y | 海賊盤-Z | 海賊盤-John Lennon | 海賊盤-Paul McCartney | 海賊盤-George Harisson | 海賊盤-Ringo Starr | 未分類 | 
Copyright(C) 2007All Rights Reserved. ビートルズ・・・いつも心にビートルズ
Powered by FC2ブログ.
template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.