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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
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「(Just Like) Starting Over」に隠されたメッセージ

2020/01/09 16:00|ジョン・レノンTB:0CM:5
録画していたBS-TBSの「SONG TO SOUL~永遠の歌~」という番組の「スターティング・オーヴァー」の回を先日観ました。

「スターティング・オーヴァー」はもちろん、ジョンの「(Just Like) Starting Over」です。



「(Just Like) Starting Over」は1980年11月にリリースされた5年ぶりのジョンのニューアルバム「Double Fantasy」の先行シングルとして、10月に発表された曲です。

double fantasy

番組はレコーディングに参加したプロデューサーやミュージシャン達の思い話を中心に進み、ジョンがレコーディングを楽しんでいた様子などが語られていました。

そして「(Just Like) Starting Over」について、共に歳をとった人達へのジョンからのメッセージという解釈がされ、日本語訳付きで歌詞が紹介されたんですが、その日本語訳が私にはしっくりきませんでした。

細かい言葉は違いますが番組内での日本語訳は、おおよそ以下のようなものでした。

Our life together is so precious together
僕たち二人一緒の人生は尊い

We have grown, we have grown
僕たちは成長した、僕たちは成長したんだ

Although our love is still special
僕たちの愛は特別だけれど

Let’s take a chance and fly away somewhere alone
チャンスをつかんで、二人でどこか遠くに飛び立とう


「fly away somewhere alone」は本当に「二人でどこか遠くに飛び立とう」なのか? 

私が気になったのは、そこでした。

「alone」についてはWikipediaでは

「歌詞中の『alone』を『一人きりで』と間違って訳されたものがあるが、主語は『Let's (=Let us) ~alone』『we ~alone』と複数なので『(他には誰もいない)僕達だけで』というのが正しい意味である」

と書かれているのですが、「Let's (=Let us) ~alone」ではなく「Let's (=Let us) ~. …alone」という風に、「alone」の前でいったん文章が終わり、「somewhere」の後に「alone」を独立して付け足したように感じたんです。

「White Album」の「Revolution」で「Don't you know that you can count me out」の後に、シングル版にはなかった「…in」を付け加えたみたいに。

「Let’s take a chance and fly away somewhere」という歌詞は曲の最後にもう一度出てきますが、その時は「alone」は付いてないんですよ。

もし「alone」が言葉の通り「一人で」「一人ぼっちで」の意味だったとしたら…

そう考えた時にハッとしたのです。

この歌詞はジョンからポールへのメッセージなのではないかと。

そういう気持ちで歌詞を読むと、以下のように読めます。

Our life together is so precious together
僕たち二人一緒の人生(ビートルズ)は尊い

We have grown, we have grown
僕たちは成長した、(ビートルズを解散してから)僕たちは成長したんだ

Although our love is still special
僕たちの愛(ビートルズ)は今でも特別だけれど

Let’s take a chance and fly away somewhere alone
チャンスをつかんで(バンドから解き放たれて)、各々ソロで羽ばたこうぜ


1980年のポールはというと、1月に日本で大麻所持のため逮捕されてからウイングスの活動を休止して、5月にソロアルバム「MacCartney Ⅱ」をリリースしています。

「俺も音楽活動を再開するから、お前もソロで頑張れよ」

と、ポールに向かってジョンが呼びかけているように思えませんか?

そう考えて続きの歌詞を読めば、ビートルズファンの胸にはグッときますよ。


It’s been too long since we took the time
二人で時を過ごしていた頃(ビートルズの頃)から随分と経ってしまったけれど

No one’s to blame, I know time flies so quickly
それは誰のせいでもなく、時が経つのが早いだけさ

But when I see you darling
でもお前に会ったら

It’s like we both are falling in love again
またあの頃のように一緒に(音楽を)やりたくなるのさ

It’ll be just like starting over, starting over
またやり直したくなるんだよ

こんな風に読めてしまって、番組を観ながら私はうるうるしてしまいました。


なおWikpediaには

基本的にはオノ・ヨーコへ向けたメッセージソングであるが、歌詞の一部に「It's time to spread our wings and fly Don' let another day go by my love It'll be just like starting over」と集中的にポール・マッカートニーに関連する言葉を入れていることから、ポールを意識している可能性が示唆される

とあるんですが、別居したヨーコさんとは5年前に仲直りしており、1980年に「やり直そう」とジョンが言う相手はやはりヨーコさんではないと思いますし、わざわざポールの曲のタイトルを入れたのは、ポールへのメッセージだと気づいてもらうためじゃないでしょうか。


ジョンが亡くなって40年近くが経ちますが、自分の心の中に今でもジョンが生きているように感じた、2020年の始まりでした。
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コメント
 覚えていらっしゃらないかもしれませんが、二度目のレスです。

 今回の記事、大変感動いたしました。
 全くそのような想像をしておりませんでした。「ダブル・ファンタジー」=ジョンとヨーコの愛の結晶(ショーンを含む)、というイメージが強すぎたため、この曲もそうなんだと決めつけていました。
 ただ、ジョンが曲リリース後のインタビューか何かで、ヨーコとの再出発の歌だと言っていたのを聞いた記憶もあります。そうだとしても、今回の説は信憑性があります。
 「トゥ・オブ・アス」のことをポールが「リンダとの歌だ」と言っても、どこか違うような感じがするのと似ています。あくまで、照れ隠しにそう言っているように聞こえてしまいます。
 今回もそうなのではないでしょうか。ヨーコと順調に暮らしていた時の歌だというところからも。
 奇しくも、今、ポールのハル大学でのライブ(1972)のレコード(海賊盤)を聴いていました。ちょうど「マイ・ラブ」がかかっていました。
 というわけで、あまりに感動したので思わずレスした次第です。
 いつも密かに読ませていただいております。めったに更新されないのが残念なくらい、いつも中身の濃い素晴らしい視点の記事だと敬服しております。
 今後の記事も期待しております。
Mako #-|2020/01/11(土) 09:56 [ 編集 ]
 追伸です。
 確認したところ、以前は「blabi」というハンドルネームでレスしました。「映画「Let It Be」が公式DVD化されない理由」の時です。
 
Mako #-|2020/01/11(土) 10:01 [ 編集 ]
ヨーコさんへの気持ちや、不特定な男女の関係を表現する気持ちももちろんあったと思うんですが、ポールがダコタハウスに遊びに来るくらいに仲が修復されていたことや、ポールの「Coming Up」を聴いて「いい曲書きやがって」と悔しがっていた当時の状況を考えると、ポールに対するメッセージの気持ちは大きかったんじゃないかと思います。

そうでないと、後半にわざわざポールの曲のタイトルを入れないでしょうからね。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2020/01/13(月) 09:06 [ 編集 ]
こんにちは、JTです。

Starting Overを最初に聞いた時に「wings」という所が気になっていました。
「Antoher Day」とか「My Love」とか盛り込まれているのは初めて知りました。

1975年に頓挫した共作共演も、ひょっとしたら1980年代にあったかもしれませんね。
JT #pSJ6Fihk|2020/01/18(土) 08:55 [ 編集 ]
「wings」「Antoher Day」「My Love」みたいにキーワードを入れ込んだのは、「How Do You Sloop ?」と同じくメッセージ曲だからじゃないでしょうかね。

今も元気なポールを見るたびに、1980年に亡くなってなかったらジョンは今どんな歌を聴かせてくれたのかと思います。ポールとの共演もきっとあったと思いますよね。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2020/01/20(月) 08:40 [ 編集 ]
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