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東京ヒルトン

Author:東京ヒルトン
ビートルズが大好きです。
中学生・高校生の頃は、クラスに1人や2人はビートルズのファンがいたものですが、最近は少なくなって、ビートルズのことで雑談できる機会もほとんどなくなりました。
そこでビートルズ談義のできる場を! とこのブログを立ち上げました。
皆さん、よろしくお願いします。

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ビートルズの覆面バンド登場?!

2008/09/03 13:26|その他TB:0CM:8
ビートルズが再結成?!

こんな噂は1970年のビートルズ解散直後からあったでしょうし、1980年にジョンが亡くなってからでもありました。

ポールとリンゴしかいない今でも、2人の共演の噂が出るたびに“再結成?”と書かれますからね。

さて、まだFab4が4人とも健在だった1976年に、とあるグループがカナダからデビューしました。
メンバーの素性は明かされてませんでしたが、そのデビューアルバムに針を落とした人は「おや?」と思いました。

CALLING OCCUPANTS OF THE INTERPLANETARY CRAFT


「SUN KING」を思わせるS.E.から始まるその曲はメロディといい、アレンジといい、ビートルズのサウンドにとてもよく似ていたのです。
正しくは、ビートルズが「Abbey Road」の後も解散せずに活動を続けていたらこんな曲を作ったのではないか、と思わせる音楽性でした。

そしてA面の4曲目、「Sub Rosa Subway」を聴いてぶっ飛びます。
メロディ、ボーカル、まさにポール・マッカートニー!

Sub Rosa Subway


続いてB面2曲目、「Doctor Marvello」を聴いてまた驚きます。
おおっ、ジョージ・ハリスンではないですか!

Doctor Marvello


このバンドの名前はKLAATU (クラトゥー)
Klaatu.jpg

再結成したビートルズの覆面バンドではないか?
ビートルズのメンバーが参加しているんじゃないか?
ビートルズのメンバーがプロデュースしているんじゃないか?

そんな噂が流れ、評判を呼び、話題になった・・・んだそうです(笑)

いや、私はリアルタイムでは知らないんですよ。
私がKLAATUを初めて知ったのは1980年代でしたから。

メンバーの素性を隠していたのは話題作りの作戦で、もちろんビートルズとは無関係なバンドでした。

この作戦がよかったのか悪かったのか、KLAATUはデビュー時にもっとも注目を浴び、以降はヒットに恵まれずに、5枚のアルバムを残して解散しました(2005年に再結成して、現在はカナダ国内で活動しているようですが)。

曲作りとか、演奏とか、なかなかの実力派だったのにどうしてブレイクしなかったのか。
「ビートルズの再結成か?」という最初の作戦がまずかったのかも知れませんね。
期待した音楽ファンは、真相を知って白けちゃったんじゃないでしょうか。
デビュー曲の「Calling Occupants Of Interplanetary Craft」はカーペンターズがカバーして、グラミー賞の候補にもなったんですけどね。

The Carpenters - Calling Occupants Of Interplanetary Craft


カレンがもう痩せていますね。
ビートルズはカバーを自分たちのオリジナルのように演奏するのがうまかったですけど、カーペンターズもカバーがうまいですね。
「Ticket To Ride」なんか別の曲みたいになってますもんね。それでいて美しい。

あとKLAATUの不発の原因は、時代の逆風もあったんじゃないでしょうか。
1970年代なかばといえば、パンク・ロックの時代でしょう。
ビートルズ風ロックは当時の音楽ファンの支持を受けなかったのかも知れません。

余計な売り出し方をしなければ、あるいは時代が違えば、歴史に残るメジャーなバンドになっていたかも知れないKLAATU

後にベースのジョン・ヴォロシャック、ギターのディー・ロング、ドラムスのテリー・ドレイパーの3人組だということを明らかにしており、今ではHPもあります。
Klaatu Home Page

そしてHPの中にある、彼らの写真。
members.jpg

うっ。
売れなかった原因はビジュアルにもあったのかも・・・(^ ^;

ところでKLAATUという名前。
映画「地球が静止する日」に出てくる宇宙人から取ったようです。
地球の静止する日

そう、ピンと来ましたね!

この映画はリンゴ・スターのアルバム「Goodnight Vienna」のジャケットの元ネタです。
ジョンからリンゴへのプレゼント曲
GOODNIGHT VIENNA

KLAATUのメンバーはかなりのビートルマニアだったんでしょうね。『人気ブログランキング』へ
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コメント
70年代のビートルズ・シネ・クラブ(現ビートルズ・クラブ)の会報にも「クラトゥーはビートルズと関係があるのか」という特集記事が載ったくらいです。

このジャケットのイラストも絶対にクラウス・ブーアマンを意識してますよね。
この太陽のイラストにそっくりな作品があります。
ダン・コレステ #-|2008/09/04(木) 13:09 [ 編集 ]
シネ・クラブの会報に特集記事が載るくらいだから、かなり厳重にメンバーの素性を隠してたんですね。
真剣に期待した人には罪な売り出し方だったのかも知れませんが、もしかしたらのワクワク感は楽しかったんじゃないでしょうか。
私ははじめからネタばれした状態で知りましたから。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/09/04(木) 13:43 [ 編集 ]
サウンド的に似すぎていて、しかしルックスは
痛い… これでは人気も続かないでしょうね。
涙の乗車券は私の場合カーペンターズを先に
聴いてしまいました。ビートルズを後から聴いて
ビックリ!(笑)
さり #e/A4EyGE|2008/09/07(日) 01:19 [ 編集 ]
これだけサウンドとルックスが乖離しているのも珍しいですよね。
あのポールそっくりな声は、この3人の誰なんだろう?

カーペンターズの「涙の乗車券」はホントに原曲と違ってますよね。
あそこまで変えて、かつ名曲にできたところに感心します。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/09/07(日) 20:53 [ 編集 ]
まあまあ、かな……
ところで東京ヒルトンさんは「KNACK」をご存じですよね?
彼らがデビューした時も、ビートルズの再来とさんざん騒がれたじゃないですか。
当時大学生だった私、ものすご~く期待してたんですよ。
なのに「マイ・シャローナ」を聴いてガッカリ。
4人の写真を見て、もっとガッカリ。
やっぱ、永遠のアイドルFab4に匹敵するスターはいないのだと痛感しました……
GORICO #-|2008/09/09(火) 13:22 [ 編集 ]
「マイ・シャローナ」はノリがよくて楽しい曲ですが、あのリフの繰り返しはビートルズじゃないですよね。
ビジュアルは、ボーカルは結構インパクトがありました(笑)
ビートルズはビジュアルと音楽が両立した贅沢なバンドですよね。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/09/09(火) 17:16 [ 編集 ]
僕も楽天ブログでクラトゥーは2度ほど取り上げました。
当時、LP買いましたよ~すぐ偽者と判りましたけどね(笑)
初めてラジオで聴いた時は、ビートルズとは思いませんでしたが、ポールがおふざけでWINGSの覆面バンドとして新曲をリリースしたのだと思いました。それほど見事な出来でしたねぇ~(笑)
でも、このアルバム、ビートルズと似てるとか似てないとか別にして、素晴しく良質なポップ・アルバムですよ~CDで、これと次の「HOPE」というアルバムが1枚になってリリースされてるのを買ったくらいです。
問題の「Sub Rosa Subway(謎の宇宙船)」は、YouTube では、最後の部分がカットされていて判りませんが、モールス信号が聞こえてきます~これがビートルズを暗示する内容だとか、ジャケットのイラストの中にこれもビートルズを暗示させる文字が組み込まれているといった念の入った騙し・・・まあ、ここまでやってくれれば文句は言えません~まさにプロの技ですね(笑)
JOHN BEATLE LENNON  #-|2008/09/15(月) 08:47 [ 編集 ]
ビートルズよりも、なるほどウイングスの覆面バンドという方が現実味があったでしょうね。
スリリントンとかファイヤーマンとかやってますからね、ポールは。

ビートルズの再来と思って聴くともの足りないKLAATUですが、そういう色眼鏡なく聴くと、たしかに良質なポップ・ロックですね。
東京ヒルトン #MaKh7gFU|2008/09/15(月) 13:22 [ 編集 ]
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